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新郎新婦はぐだぐだ

 4月12日は大安ではなく先勝でしたが、晴れすぎもせず曇りすぎもせずのいい天気。
 熊は前日からの頭痛と喉痛と口内炎に追加して『歯肉炎~っ』とかほざいておりますが、いい天気。
 おまけに二次会に着る予定だったスーツが『入らない~っ』とかほざいておりますが、いい天気(四月の頭に新調するとか言っていたので安心してたのに・・・)。
 まぁ、色々とありました。色々と。旦那の体調の悪さ(まぁ、だいぶ楽になっていたらしいですが)や二次会スーツじゃなくて私服で行くとかほざいていたのがふっとぶほど色々ありました。

 まず、人前式の練習ではめたわたしの結婚指輪が指から抜けない! のアクシデント発生。抜けないどころか、どんどん気分が悪くなってきます。ドレスを着ているのでむくみが出たらしく、指がぱんっぱんです。その時点で、人前式の段取りは頭からすっとんでしまいました(泣。なんとか本番までには抜けましたが、本番は指の途中でとめていました。それどころか旅行中も指に入らず、ホテルにおきっぱ)。熊が横から指示を出してくれたのでなんとか式を済ませることができました・・・。

 リングガールを頼んだ年長になったばかりの姪っ子にドレスをプレゼントし、母がピンク色のショールをつくり(白いリボンも散らしてみたり)、急遽子供用のティアラを借りられたのでアクセサリーを変更し、美容師さんに髪をアップしてもらったのは大満足。
 挙式後のセレモニーでバルーン飛ばしをしたのですが、この時も空が綺麗に晴れ渡って微風もあったので良い感じ。
 打ち合わせに来ていたらしい何組かのカップルや関係者がそれを眺めていたのも良い感じです(笑)。

 披露宴でのBGMを歓談用=CD、演出用=MDで作成していたのですが、MDの音が跳ぶ跳ぶ(泣)。入場しょっぱなから跳びまくり。
 高砂席で『うぎゃーっ。音跳んでるよーっ』とふたりで頭を抱える。緊張もへったくれもありません。式からぐだぐだなので、もう披露宴もぐだぐだ。

 白ドレスで入場→祝辞、乾杯→ケーキ入刀→退場しながら、友人に花をプレゼント。
色打ち掛け入場・ルミファンタジア→男女混合ブーケプルズ→母親とのサプライズ退場。
 振袖入場→花束贈呈→両家代表挨拶→新郎挨拶→退場→〆。
 こんな感じだったのですが、すべてがぐだぐだでした。
 特に、テーブルクルーズにあたるルミファンタジアはわたしが超ぐだぐだ。色内掛けの重量があり過ぎて腕が動かず、発光化合液(?)を入れたポットに手を添えることもできません。仕方ないので熊にくっついて動き回る筒型嫁(笑)。

 ブーケプルズのブーケが熊の友達に紹介したわたしの後輩にあったったので、どうやら『仕込んだ』と思われたらしいのですが、誰が参加してくれるかわからない状態(独身女性にメールで声かけはしていたけど、完全自由参加)でどう仕込めと。リングガールした姪っ子と独身男性ふたりが混じったくらいなのに(笑)。

 義父の挨拶はなかなか面白かったです。『皆さんご存知の通り、ふたりは秋から新生活をはじめ、幸せを吸収して二割ほど目方が増えました』とな。うまいなーお義父さん。二割ほどではないけどねー。
 それを受けて熊が挨拶をしていましたが、義父のスピーチの上手さしか記憶にございません(笑。アドリブにしてはうまかったけど、ぐだぐだだった記憶しか・・・途中で頭痛薬をもらっていたらしいので、頭がまわらなかったのでしょう。そんな状態なのに、チャペルでエスコートしながら指示出してくれるのだから偉いです)。
 最初から最後まで笑いっぱなしの式でした。お涙頂戴ってドコ? って感じで、これはこれで良い式だったと思います。

 料理はほんっとうにコースの原型を留めておりませんでした。手を加えていないのは、メイン料理とデザートだけと言う見事なばけっぷり。
 式がお開きになった後で新郎新婦の食べ切れなかった料理を持ってきてくれたので、ゆっくり味わえました(ナマモノだけはダメと聞いていたので、豪華六点盛り刺身だけは必死に披露宴で食べましたが。笑)。
 試食会で指摘したトマトとカニのジュレ? は、赤ピーマンにかわっていてなかなか美味しかったし、特別につくってもらった山菜御飯もいい感じ。
 伊勢海老と肉のメイン料理は冷めていましたが冷めても硬くなっておらず、味付けもいい感じ。披露宴時はもっと美味しかったでしょうし。
 デザートもアイスを含む三種盛り+あっさり風味のウェディングケーキで良かったし。
『料理がまずかった』とは言わせない自信たっぷりです。
 そのボリュームが災いとなったりもしましたけど・・・うちの姉が見事に食べすぎ+飲みつけないお酒で潰れておりました・・・途中で中座した上に外の椅子で倒れており、最後には別室まで用意。『残すのがもったいないっ』だったそうで、こちらとしては本望ですけど(笑)。
 手抜きに思われるグルメカタログも大好評。ただし、式の前日に自宅に届いていた場合もちらほらあったらしく、そのあたりはもにょもにょものですが(泣)。
 まぁ、そんなことは記憶からすぐに忘れ去られる類ですので大きな問題じゃないでしょう。

 あれだけイヤイヤ言っていた二次会も最終的に最後までつきあってしまいました(って言うか抜けられる雰囲気ではなく・・・。こっちはドレスアップしているのに、熊はジーンズって納得いかんし)。
 ふたり揃って予約していたホテル(熊の実家から600m。笑)へと送ってもらい、ぐだぐだな一日は終了しました。
 この時のふたりは知らない。『トラブル発生!』よりかは『ぐだぐだ』な方がマシであることを(ワラ)。
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そしてとうとう本番間近

 明日はとうとう式本番です。
 前日に荷物をごそっと搬入したのですが・・・土曜朝にBGMのCD作りしてました(おい)。まだ新婚旅行用の荷物はひとっつもつめてません(おいおい)。
 熊は今朝から『喉がいたいの~、口内炎ができていたいの~~』とか言ってます(どんどん弱っていきます)。
 ま、なんとかなるでしょう。

最終打ち合わせと熊の愛人たち

 3月末の日曜日、式の最終打ち合わせに行ってきました。
 って言うか、あきらかに他の人よりも回数がすくないですよね? ブログに書いている回数しか本当に行ってないんですよ。それでも決まっていくのだから不思議ですけど・・・穴ぼこだらけな気がするけど大丈夫なのかな?

 まずプランナーさんと向かいあっていきなり出す質問&要望書。今回はグレードアップして二枚に渡る18問です。
 上から黙々と解決していくプランナーさんとわたし。質問内容を把握していない熊は放ったらかしです。
 それが終われば、今まで決めてきたことの確認です。料理、演出、装花などのチェック。

『それにしてもほとんど挙式の内容話してない気がするんですけど?』と質問状に書いた通り、ここにきて挙式内容について話をつめる。
 人前式なので宗教色はできるだけ省きたかったので、聖歌隊は選択肢から外す。パイプオルガンとフルートで演奏をしてもらうことにしました。
『結婚証明書とか署名とかいらんよねー』とか思っていたら、プランナーさんから『あった方が絶対いいですよ! 絶対用意して下さい!』と強く押されたのでしぶしぶ了承。
 リングガールである姪っ子が、新婦側親族席最前列から祭壇へ、と話をしていたはずが、なぜか『ヴァージンロードを先導して云々』になっていてビックリ。
 いやぁ・・・今春で年長ですけど、びびって無理だと思いますけど。とりあえず、リハーサルをみて決定することに(本人に『あそこからあそこくらいまで、ドレス着て手に指輪を持って歩ける?』と確認したら『する』って言ってたけど、どうだか・・・笑)。
 父親とヴァージンロード歩くなんぞちらとも考えていないので、うちの熊と入場するとして(笑)。
 挙式ってこんなもんだろうか? さくさく15分くらいで終わってくれると嬉しいところ。

 にしても、披露宴での後半演出がやっぱりなんにもなしだなぁ・・・最後のお色直し→即新郎家父親挨拶→新郎挨拶→〆の流れになる、とぐるぐる。お色直しする意味ないやん。
『やっぱり花束贈呈したいんですけど』と熊に言えば、無言でいやっそーな顔をする熊。
 なんであんたはそんなに親御さん関係に拒否反応を起こすんだろう(仲悪いわけではないのになぁ)。
 花束贈呈を無理矢理組み込んどきました(もちろんストレート渡しです)。

 タイムスケジュール表に『〆の挨拶』って欄があるんですけど・・・これって誰やるの?
『尋無ちゃんやったらいいやん』と熊。『わたし、全部通して一言もしゃべらないつもりなんですけど』とわたし(式の宣誓もしゃべる気なしなんですが)。
 わたしがやるとしたら『〆っ!』の二文字ですがいいんでしょうか・・・苦笑いするプランナーさん(笑)。
 やるなら一本締めがいいです。万歳三唱なんぞ却下です、却下。

 話がひと段落したところで、新婚旅行の話になったのですけど。
『段取りのいいおふたりには必要ないと思いますけど、こちらでもお土産の手配ができるんですよ』と言いかけたプランナーさんには悪いんですけど『もう手配しました。と言うかもう家にあります』とわたし。
 プランナーさんってば『手配良すぎですよ!』だそうです。えー? 基本じゃないですか? どうせグアムに行ったら、仕事場関係なんてチョコでしょうに。かさばるからいやなんです。
 わたしは現地で『現地でしか買えないモノ』をゆっくり探したいタイプです。
さし当たってはチャモロの水曜夜市で、現地の人が作ったアクセサリーとか蝋燭を仕事代理で入ってくれた子たちの為に買うですよ。アメリカーンなカラフル着色のアメとか甥っ子姪っ子に買いたいです。

 そんな感じで、一時間四十分程度で終了。
 これだけプランナーさんと話したのってはじめてじゃなかろうか。
 式場を後にした熊がしみじみと『俺らにしては時間かかった』とか言いましたが、下準備がっちりしたわたしのおかげで一時間四十分でおさまっているのだと思いますけど(他の人ならもっとかかるだろー・・・)。
 あとは、四月五日に美容室でいろいろしてもらって、前日の十一日に着物などを搬入して、とうとう当日です。

 去年十月に契約して、本格的にプランナーさんが決まったのは十二月の頭。それからもうここまで来たのだと考えるとすごく不思議。さすがに途中途中で精神的にアップダウンがありましたが、最近はふたりとも落ち着きましたので、平常心で当日を迎えられそうです。
 いまだに『新婦代理立てたらいいやーん』『二次会わたしいらんやーん』とか言って熊をいじめてますけど(笑)。
 もう頭の中は式なんぞとっくに終わり、子供の話とかいつどこに家を建てるとか、そんなところに行っています。
 こちらの実家付近にある保育所の保育料調べたっちゅーねん(笑)。

 話はがらりと変わって、年末から熊が愛をそそいでいる愛人の花が咲きそうです。
 愛人=大根のヘタ(ちゃんと鉢と土も買ってきました)。つぼみが黄色くなってきました。もしかしたら新婚旅行に行っている間に満開になったりしてー(笑)。
 愛人二号はネギ。ネギは家の前庭と後ろ庭にも10根ほどいます。
 それとは別に、キッチンで水様栽培されている太ネギもいます。一日に八ミリほどのびるので、四日もすれば味噌汁の具になります。現在、太ネギの愛人は三代目なんだって。なんだかこちらもつぼみができてるんですけど・・・。
 新婚旅行から帰ってきたら、愛人三号入居予定です。そろそろ三号の家を用意してやろうと思います。
 愛人三号=蟻(溜息)。

* * * * * *

 そして一週間後、白髪染め(笑)と顔剃りをしてきました。
 白髪染めと言ってもカラーリングなのですが、これがなかなか決まりませんって言うかわたしにはその色の差がさっぱりわかりません。
 うんうん悩んでいると、わたしを置いてどこかに行ったはずの熊がぬっと帰ってきて勝手に色を決め『他に決めることある? ないんだったら行くわ』と行ってしまいました。
 それを見たおばちゃん美容師さんが『相思相愛と言うよりかは彼氏さんが惚れてる感じ』とな。
 終わってからそれを言ってやると、またもや頭を抱えてうなってました。他人にもバレバレやん、知り合って二ヶ月でプロポーズした人なんだからあきらめろ(笑)。
 
 それにしても、本当にエステとか行かなかったですよわたし。
『この肌だったら顔剃りしなくてもいけるなー』とか言われたので嬉しかったですが、折角来たので剃ってもらうことに。
 ですが、後からちょっと後悔。産毛を剃ってもらったら隠れていた薄いシミが目立つ目立つ(泣)。
 シミの多さに気がつかないでいられるか、当日の化粧ノリを優先するか、なかなかシビアな二選択(ワラ)。

訃報

 先月から入院されていた前上司が4月1日にお亡くなりになっていたと、別ルートから耳にしました。
 先月前上司のお姉さんから電話を頂戴し『もしものことがあれば連絡を下さい』とお願いしていたにも関わらず連絡がなかったと言うことは、わたしが12日に結婚式を控えているので気を使って頂いたのでしょう。
 わたしの両親とまったく同年代の、はや過ぎる死です。
 なかなか素晴らしい性格をした女性で、その人生もなかなか波乱万丈であったと本人からうかがっていました。
 大病が表面化したのがちょうどわたしとふたりきりで仕事をしていた時期なので、もっとはやく異変に気がついていればもっとなんとかなったのではないかと思わずにはいられません。
って言うかあきらかな異常が出てたのに知り合いの町医者に無理言って点滴続けて誤魔化してないでちゃんと大きな病院に行ってたらよかったんですっ。
 あの性格的には細く長くって人生は似合わないけれど、去年初孫も生まれたばっかりなのだからあと十年は・・・と惜しまずにはいられません。
 最期は、離れて暮らしていた子供さんたちに囲まれたおだやかな時間であれば良いのですが。

 ちょうど同じ日、わたしも体調を大きく崩していました。
 生まれてはじめての膀胱炎です(笑)。
 しばらく微熱が続いていたので、訃報の連絡を頂戴していてもお葬式への参列は見合わせていたかもしれません。電車に乗って片道二時間先の場所に下腹部痛と熱のだるさと猛烈な眠気を押して出席してもっと体調を崩したら熊にも迷惑をかけるし、最悪招待客にも迷惑をかけますし。
 連絡を下さらなかったお姉さんの配慮に甘え、体調をちゃんと整え、式を終わらせてから前上司の訃報に向き合うことにします。
 仏前に式の写真一葉と手紙を供えていただくつもりです。
 ご冥福をお祈りします。

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橘 尋無

Author:橘 尋無

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