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『雪白童話』掲載終了。

 11・12月集中連載『雪白童話』掲載終了です。最後までお付き合い下さいましてありがとうございました~♪
 思い返せばコレを書く当初、話の筋はほったらかしてひたすら無意味な加糖話を書いてみたかったんですよね。
 それでもって第一稿はこんな感じでした。
  ↓
 探偵の設定は同じく、大小自由自在。大堂寺さんもそのあたり認識済み。ふたりの関係も同じ感じで。
 ではあるものの、話の冒頭でなにやら行き違いをし、喧嘩別れみたいになってしまう。
 その頃街では、年末行事の『クリスマスの女王』と『雪の王様』を決定するミスコンとミスターコン(?)みたいなもののエントリーがあり、大堂寺さんは友達に勝手にエントリーされてしまう。
 しぶしぶミスコンに参加すると、とんとん拍子で勝ち進んでしまい・・・。
 その様子をこっそり観察していた探偵も『雪の王様』イベントに飛び込んで・・・。
 ・・・・・・・みたいな? ベタ展開を考えていたのですが(優勝者決定戦の前にふたりでとんずら、とか。笑。ひたすら『話』ではなく『甘味』追求系で)。
 どう考えても自分的に楽しくないのでさっさとゴミ箱にまかしました(笑)。
 それでもって今回の第二稿はこんな感じで。最終的に、ふたりの位置関係だけが残りました。人形二対に『クリスマスの女王』『雪の王様』の名残りがほんのりと。
 少しでも楽しんで頂ければ書き手冥利に尽きると言うものです。
 ちなみに、サイトでは掲載しない第二話と第三話があるのですが、櫻の季節になってもちっとも進展しないふたりの関係。

 いつもこまめに感想を下さいますソラさん、こんなところで申し訳ないのですが、ありがとうございますとお礼をば。
 普段とは違う雰囲気のお話と展開を少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
 いつぞや、『人形師と言えば異形で怖い』イメージをお持ちだと書いて下さいましたが、うちの人形師さんは見た目こそ普通のおばあちゃんですが中身はやっぱり異形でした。
 人間が『人間を模したモノを創造する』行為は、やはりどこか倒錯的なイメージがあります。
 倒錯的、狂と言ったモノが表にあるだけわかりやすくてよいかもしれません。内側に深く凝ったものは、あからさまな忠告を発しないだけに怖いものですから。普通の顔をしている分、不用意に近づいてしまっても仕方ないのですから。

 来年の更新は『カラテン』シリーズに戻ります。
 続きの『鮮麗なる月佳人』の冒頭は少々『お正月』のハレの日に相応しくないので(なにせ、うらら嬢が死んだ云々を髣髴とさせるシーンからですので)、次のお話である『なごり雪』を掲載する予定です。
『カラテン』にしては珍しい、無駄に甘々なデート話ですので、お正月に良いかもしれません。
 それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
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明日の夕方にご訪問下さい。

 明日か明後日か、と書いたくせに明後日にあたる明日になりましたすみません。
 夕方にやっとこさ『アイ アム レジェンド』を観に行けまして(サム(犬)絶命シーン泣ける・・・)、そして夜は夜でうっかり『吉原炎上』観てしまいました。テレビ二時間半も続けてみるの久しぶりかもしれない(ワラ)。
 おそらく明日の夕方に最終話掲載しますので、またのお越しをお待ちしております。

そして表面上は仕事納め

 繁盛期のみ、上司側に助っ人をもらうのですが。
 本日、仕事納めの大繁盛日に入った応援者がしみじみと
「・・・・・・・地獄を見た」
 と呟いておりました。
 え、こんなの、普段二人でこなしてるよー。
 とか思ったわたしはなんなんだろう・・・(下手な大型支店より利益高い最小支店。なにせ全支店中唯一のスタッフ二名店なので人件費超圧縮。でも中身は何でもこなせる何でも屋な二人)。

 明日の朝ただ働きして、本当の仕事納め。
 それでもった明日か明後日に『雪白』最終話掲載予定にしております、乞うご期待?

残すところあと一日

 書き下ろし短編集の本名は『sub rosa』に決定(内容はナイヨウ。死ダジャレ)。秘密話は薔薇の木の下で~♪

 学アリ世界に神発見(第一サイトで神発見。←二次サイトいくの珍しいんですよコレが。ワラ。つーか目が死んでるんだから寝ろ自分)。
 お次に行き当たりたいのはがっつり長編サイトさんだなーとか言いつつ、時間は?? と時計は見ないフリ(栄養ドリンク握り締めつつ『見ないフリ』しても無意味)。

 明日で仕事おさめですが、例によって例の如く、上司の30分をナチュラルに待てない部下は29日も出勤予定。

わちゃくちゃ。

 手持ちの抗生剤を服用してみる。
 メイアクト、メイアクト、フロモックス?

 入札競り負けた(根性なし)。

 探偵がなにやら物騒なコトをさらりと口にしています。
 街半壊云々とか、アマツカサの内臓配列って人間と一緒か興味あるとか(縫合も巧くやれそうだ探偵なら)。
『カラテン・1』の残数がいつの間にか十冊切ってて『アレ?』と首捻り。
 本文用紙在庫が一束行方不明だったり。

 ちょっとはやめのリズムで昨日更新したからか、皆さんの不意打ちをついたようです(カウンターの回り具合からして)。

あーあ、出た。

 咳喘息が。

想定外で叫んでみたくなった

 レンタルコミック制度にて、全然期待していなかった作品届いたんですが、期待していなかっただけに非常におもしろかったので叫んでみる。
『学園アリス』おもろいなー。
 全巻手元に置いときたいなと思えるほどにはおもしろかったです。
 日向氏の背景がツボだなー。佐倉嬢の前向きさがツボだなー。ふたりの間の空気もびみょーでツボだなー。ルカぴょんかわえぇなぁ。
 アニメ全部観て見ようか(来年の六月以降に時間がとれれば。←え?)。
 それとは別枠でとってもオススメしたいのが『放課後保健室』です。緻密な構成絶賛。次巻最終巻らしいです。

 橘が『好き』と言う作品の共通点についてつっこまれる前に自分でつっこんどきますが、あーたことごとく『10歳』が好きなんだね(輝×麦も千尋嬢も学アリも10歳。笑)。
 もっと考えればツボ10歳作品出てきそうですが、休みのクセに鳴翔洗ったり用事用事用事でへろへろになって現在十時前すでに目が半分見えていないようなヘロヘロ状態なのでもう思い出せず・・・。
 そしてこのヒト、ヤフオクで『学アリ』全巻入札中なんですのことよ(え)。


『破国3』
 事件らしい事件は地下で進行している為にまだ探偵社内部は平和平和です。
 なのでむだに探偵VS坂下 幸氏の構図が勃発し続けております・・・が、どこをどうやっても探偵二巻からさっちゃんには負け続けの気がするのですが(ワラ)。
 またもや一週間ネコ預かってとか乗り込んできたさっちゃんは『仕事手伝って』とかねだり倒してまんまとネコ預けて行くわ、探偵は勝手に名無しネコにネームプレート付き首輪発注するわ、程度は低いバトルですけど。
 実はこのふたり仲いいんじゃないかとか勘ぐってみる書き手(ワラ)とか冗談でも書いたら大晦日に局地的大地震でも起こされそうなので口を噤んでおきます(え)。さっちゃん相手には探偵表情豊かだなぁとかもごもごもご(強制終了)。

今日も。

 撃沈。
 恐ろしく眠いです。食事中にも眠れそう。

ワゴンRさんとダイブしそうになった。

 いつもこまめに感想を下さいますソラさんへのお返事を絡めて『雪白』のことでもちらほら書こうかと予定していたのですが、ワゴンRさんとあらぬ方へダイブしそうになったり、坂道でエンジン切ったのにギアはPにしてないはサイドブレーキはかけてないはでバックしてぎぇぇぇっとか叫んだ人は寝るがいいよと神様からのお告げがありましたので寝ることにします。いつもありがとうございます~~。

狂。

 なにをトチ狂ったのか、車二台洗車をはじめた午後(あたたかくても午後からは陽が一切あたらない我が家)。

 明日から仕事納めまで仕事地獄ですので沈没していると思われます。更新物だけは準備しておきましたので更新だけはできると思います。
 冬場の連休なんか消滅してしまえばイイと毎年思います(休日前後は地獄なのに連休ともなるとイロイロ突き抜けるのです・・・)。
 まぁ急性疾患系医療関係なのであきらめていますケド、トイレくらい好きな時に行く余裕が欲しいと思う今日この頃(ひどい時は軽く六時間トイレ行けない・・・)。
 大真面目に大人用オムツを買おうかと葛藤しているトコがすでに負けですかそうですか。

薄ボンドでペタペタ

 おそくなっておりますが『カラテン3』の表紙をぺたぺた ペタペタ薄ボンドで作成しております。
 1→5にいくたびに製作冊数が減っていきますので3巻はまだ楽か(販売期間が短くなるので、最終巻は自分用含めマックス18。もちろんB級品が発生したら冊数は減る以外なく。笑)。
 次の連休には3巻本文印刷かけて、1・2月でちまちま製本していきますヨ。
 カビ生えないように風通しする乾燥期間を考えるとギリギリの進行です。余裕あったはずなのに文字にしてみるとギリギリ感が・・・・(遠い目)。

 気が向いたので、いつになるかはわかりませんが『雪白童話』のデザインも起こしました。
雪白表紙2
 普段とはちょっと違う感じを目指して・・・結局たいしてかわりない方向に(笑)。
 基本的には全面または広範囲に単色をのせるってしないんですよね・・・プリンターの性能上、上下ぎりぎりまで色を乗せられないので。

老いに負け

「疲れた時には栄養ドリンクだよ!」と友達に言われるまでそんな存在を思いつきもしなかったあの頃は若かった。
 仕事場のロッカーにリポD3本いれちゃった時点で負けなのか。
 昼休憩一時間もとれなくて、そのうち二十分車で爆睡しても疲れがとれなかった時点で負けなのか。
 夕方六時に、あまりの気力の枯渇感に在庫1本減らしちゃった時点で負けなのか。
 ・・・・・・ロッカーにインスタント・ポタージュとドライタイプ味噌汁を常備しちゃった時点で負けかもしれない(ってコトは軽く三年前??)。

また出た。

 時折誤作動を起こす肉の器に入っています。時折心臓も誤作動起こしているようですが(笑)。
 久々に出ました、謎の震え。
「わー、また勝手に震えてますよ、手と足」
 とかのんきに言って「急に倒れたらよろしく!」と上司に言い放つ部下。
 上司は「倒れたら後ろポケットにニトロ入ってますので」とか部下に言ってる人なのでどっちもどっちですが。
「後に倒れられたらニトロ取れませんよもう一錠もらって下さいよ」とか「いざとなったら××病院にジゴシンとアダラートあるの知ってるので強奪に行こう」とか考えている部下のが上手でしょうか?
 とにもかくにも、皆さん、体は資本。ご自愛下さい。

出たっ!

 とうとう今冬最初のインフルエンザ罹患者発生。祭りだ祭りだワッショイっ(泣)。
 本気ではやく終了して欲しい祭りです(精神的にも肉体的にも疲労度がすさまじいので)。

『死因不明社会』
 小説ではないとわかっていながらひらいた中身に絶句。む・・・難しすぎですセンセイっ。漢字がいっぱいですセンセイっ。
 と思いつつ、ちょこちょこと例題なんぞに田口先生とか島津先生とか見知った名前が・・・。
 田口先生の名前見ると無条件に和んでしまう橘です。

『破国3』
 あまりなにも考えずに書き続けているからか、なぜか探偵早朝散歩中に鳴神君につかまって野郎の尾行しーの、よしぎゅーで朝定食おごらされーのしています。
 どんどんアニメ版のイメージが崩れていっています。
 どーしよっかなー、これー・・・(悩)と悩む間もなく仕事が来ますので本気で悩むのは年明けになりそうです。

??

 なんだかんだ言いつつ『雪白』掲載も単話7。これにて第三話『木を隠すなら森の中』終了。
 次回からラストまで第四話『雪白童話』編です。

どわっ!

 今日新聞読んでいて目が点になりました。

 先日『夢見る黄金地球儀』発刊されたばかりなのに(しかも同時期に『ブラックペアン~』も出ている)もう新刊ですかっ。しかも白鳥室長出張っているらしいですね!
 もぉうこの先生にはぎょっとさせられてばかりです、早速明日買いに行ってきます『黄金地球儀』まだ完読できてないけど(だって仕事忙しくて時間ナイー。←家で読めよ。笑)。
 ぎょっとすると言えば、『黄金地球儀』の『4Sエージェンシー』ってなんだよ! と激しくつっこみたかったです。
 小夜嬢、看護師やめてそんなコトはじめてたんだ・・・と。この手の他作世界リンクはニヤニヤしてしまって大好きです(ワラ)。

トリトリ リターンズ!

「ロキ君、僕は常々思ってるんだけど、僕たちはもっと色々語り合うべきだっ。そして理解を深めようではないかっ」
「はぁ? ナニソレ、男同士で色々語り合って理解を深めてどうしよっての」
 気持ち悪いとありありと表現しているロキと呼ばれた子供が、普段は『表情をつくるのさえ面倒くさいと思ってるんじゃないか』と某女子高生に思われているなどと誰が信じられるだろう。
 もちろんそんな評価が一方であるなど知らないその人物は、ロキに冷たく突き放されてもこたえもせず、まだ言葉を連ねている。
 ひとまわり以上も年下であるはずのロキにけんもほろろな対応をされたのに傷つきもしないとは、二十代半ばの若い優男にしてはなかなか根性が座っていると言えなくもなかった。
「植物だって毎日あいさつをして語りかければすこやかに成長してくれるんだよ。脳波を調べる要領で植物のオーラを調べてみれば、良い感情をこちらが向ければ植物だって返してくれるって判明してるんだ。ヒトと植物ですら理解し合えるのなら、僕とロキ君が理解し得ないはずがないっ」
「だからそもそもボクはさっちゃんと理解し合いたいなんぞと思ってないんだってば」
 脳波を調べるまでもなく、気色悪い気色悪いと全身から不機嫌なオーラを発散させているロキの目が段々と剣呑な色を帯びてきた。
「だいたいねぇ、そんな実験だってマユツバもの。それともナニ? さっちゃんってば、水に良い言葉を向ければ綺麗な結晶になりますってエセ科学に踊らされるヒト? 馬鹿馬鹿しい。水は全世界共通のモノ、水が全言語を理解するとでも思ってんの? 日本語だって次々に形を変えていくんだから、流行に乗り遅れないように水も勉強しなくちゃならないね」
「いやだからね、そんな論議をもっと心おだやかにやって理解を深めていこうじゃないかってコトなんだけど」
「願い下げ。絡みたいならヨソ当たって」


『カラテン』北海道移住阻止の為に、急遽『破国3』新展開を書いています。
 このさいなので、イロイロちまちま変更して、本文用紙も変更してやりますよ。だいたい『破国』と言えるお話は、ゲストが年上の女性、植物関係、暗躍する謎の雑貨屋、のキーワードが必要なのですが、今回は純粋にアマツカサ絡みで。
 さっちゃん再登場希望のご意見いただきましたので、嬉々としてさっちゃん登場です。
 それにしても、大堂寺さん相手の十倍は喋るな、探偵。一言一句削れないところが凄いな探偵。どれだけアマツカサが嫌いなんだ探偵と聞いてやりたくなるくらい喋っています(笑)。なにごとにも淡白な『破国』の探偵なのに、書いている方もビックリです。
 それでは、夏ごろお会いしましょう(発行予定:来年七月。笑)。

血まみれ。

 登場人物に体調不良のオプションをつけたら、もれなく書き手も体調不良になると以前書きましたが。
 それ以外にも結構作中シーンと現実がかぶることが多々あります。しかも今回はかなりたち悪い『かぶり』です。
 先週末から『カラテン』の『カラテン』で血まみれだの惨殺だの物騒な単語書き連ねていたむくいか。
 本日お休みだったので日課の鳴翔洗濯をした十分後・・・血まみれ鳴翔ができあがりましてね・・・。
 半乾き状態で病院に駆け込むはめになりました。
 ヨーキーは元々皮膚疾患を患いやすい子なのですが、鳴翔も2~5歳の夏には太もも舐めあげてでかいハゲを作ると言う症状に悩まされ続けていました。
 それがようやく終わったと思ったら(と言うかハゲつくるほどの体力はなくなったとも言える)、大元の皮膚状況が悪化・・・脂性になってしまいまして。いえ、これは実はわたしが悪いんですけど・・・犬の洗濯はほんっとーにぬるま湯でやらなければならないのに、長年熱すぎるお湯だったらしです・・・。
 で、冬場の乾燥、部屋の暖房、服を着せるなどの皮膚刺激にかゆみが悪化し、血まみれになるほど掻いた・・・と。
 さすがに出血するほど掻いたのは今日がはじめてですが、前回の洗濯時からずっと掻いていたので、本日の洗濯で皮膚が濡れて保護力が落ちた+シャンプーの刺激+体があたたまった、で致命傷になったのでしょうね・・・。
 注射二本、五日間のステロイド+抗生剤+かゆみどめ服用薬を処方してもらいました。そして再診確約。
 そんな感じで、一日潰れた、鳴翔まみれの休日でした。

代替案代替案っ

 来週あたりの『カラテン』の最終話展開をぼんやり考えていたら、突然探偵が
「都民飽きたんだよね。道民にでもなろっかな」
 とかほざきやがりました。
 来週までに代替案提出しないと、ヤツは大真面目に北海道に移住する気でいます。しかも屋敷ごとばっくれるつもりです。
 どこかに代替案落ちてないかな・・・。
 書き手泣かせの探偵です(号泣。だってそのあとどないせぇっちゅーねん。以前決めてた細最終話ごとボツにしたので、プラン真っ白け)。

そーれ! どんがらがっしゃーん☆

 十日ばかりこの部屋に入っていなかっただけなのになにやら懐かしい……まゆらはソファに腰掛けぐるりと見回して感じ入っていた。
 部屋を見回した視線の最終地点には、黒衣姿の少年探偵がおさまった書斎机。こっそりと伺ってみれば顔色もさほど悪くなさそうだったのでほっとした。それならばどうして『会いたくない』なんぞと言っているのだろう。折角会いに来た玲也まで追い返さなくても良いだろうに。
 とは思いながらも、きっとそれもロキの気まぐれなのだと理解できる。なにせこの小さな探偵の特徴の上位に『気まぐれ』があがるくらいなのだから。
 そんなことを考えていたからか、ふと気がつくとロキがじっとこちらを見ていた。
「あ……ロキ君、元気になったみたいで良かった。わたしもレイヤちゃんもすっごく心配してたんだからね!」
 ロキは書斎机におさまりながらもいつものように分厚い本を紐解いているでもなく、机の上で軽く両手の平を組み合わせてじっとこちらを見つめているのでは少々あせってしまう。普段から静かな探偵社だが、今日の沈黙は怖いくらいだ。
「倒れたなんてびっくりしたんだからね! ほら、ロキ君が前においしいって言ってたボンフルールのシュークリーム買ってきたの、元気になったお祝いしよっ」
 まゆらは、いつもと違ったロキの視線や沈黙を払いのける為にわざと明るい声と大げさな仕草でケーキの箱を取り出して開けようとしたのだが。
「まゆら」
「ん? なに?」
 低い、感情を押し殺したかのような声で名前を呼ばれて、ぼんやりと『久しぶりにロキ君の声聞いたんだ』と思う間もなく、まゆらはロキの言葉が信じられなくて思考をとめてしまった。
「迷惑。帰って」
「……え?」
 名前を呼んでくれたかと思えば端的な言葉だけを投げつけて、ロキはふいとまゆらから視線を外し、もうまゆらを見ようともしなかった。感情どころか魂さえもどこかに置き忘れているのではないかと心配になるほどに虚ろな横顔をまゆらは穴が開くほど見つめたのだが、それすらも鬱陶しいとばかりにロキは目を閉じてしまう。
 ロキはもうなにも見ていないし、なにも聞いていない。不可視の壁をつくって自分の内側だけを見ている。そう思わせる、他者を拒絶する冷たささえ感じさせる横顔だった。
「あ、わたし……うん、ゴメンね。まだ疲れてるんだよね。お大事に」
 まゆらは学生鞄を引っつかんで、書斎から逃げ出した。手も足も震えていて、自分の身体ではない心地がした。


『カラテン』の『カラテン』単話6より。
『カラテン』シリーズの最大目的は『ザ ちゃぶ台返し☆』だったりしまして、ちゃぶ台返す為にこつこつ こつこつ あーもーやになるくらいこつこつ地道にいろんなもの積み上げてきましたが、とうとうどんがらがっしゃんです(でもまだこんなの小さいちゃぶ台。笑)。
 優しくなる権利もなにかを大切にする権利も、ましてや幸せになる権利なんぞこれっぽちもないのだと思い知るがいいのです。
 こんな性格難ありまくりのうちの探偵ですが、皆さん、こんなのでもよろしいでしょうか??

きっと明日は時間ないし。

 本当は明日朝の予定だったのですが面倒くさくなったので本日夜に更新しました『雪白童話』単話5と言う第三話のはじまり。
 単話4で加糖祭り終了とか言いつつ、よくよく読んでみればまだ糖分の残っている単話5です。
 ちなみに『雪白童話』では『北欧神話』とか『神様』とか、ついでに『えっちゃん』の呼称もでてきません。全部『別の世界』とか『特別な存在』とかの表現に置き換わっているです。
 なぜならば『雪白童話』の主題が『加糖』と『移調』だからです。微妙に世界軸をずらしてるんですよね(と言うか『加糖』とか『正体ばれてる』からしてわたしにとっては『移調』なんですけど・・・)。

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橘 尋無

Author:橘 尋無

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