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実は。

 実は『破国の庭』ってタイトルは、『トッペンカムデンへようこそ』のお話タイトルだったものです。
 レジーの『石』探索の旅がもし数年単位のもので、ようやくトッペンカムデンへ帰ってきたレジーが見たものは? と言うお話でした。
 立派に王位をついて女王やってるローラ姫と、彼女を支えるシャイデック宰相。そして、彼らを信じている素朴なトッペンカムデン国民。
 なんの不自然もない光景だが、実は・・・って感じで。
『破国の庭』・・・朽ち果てた庭園、枯れた噴水に向かってうずくまり細い背中しか見せない女性。
 そんなイメージなのです。

 と言うことをぼんやり出勤途中の車中で考えていて、うっかり『翼戴の誓い・2』なんぞを書きたくなってしまったわたしはどうしたらいいでしょうか。もちろん宰相視点。
 神隠しには『一度離れたら二度も戻れない』予感がありましたが、『トッペン』にはいつでも戻れる気がします。
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癒し系にはまりそうになっているワナ

 とっとと逃げた(ほっぽり出した)『満天星』のかわりに書いている『破国・2』のメイン話『箱の中の箱(略して箱箱)』の資料二冊にうっかりココロ癒されているばかりか、
『は・・・鉢植え、やっちゃおっかなー・・・・・』
 とか考えている橘ですこんばんにゃん。
 中庭、改造しませんかおたぁ様、と思わず言ってしまうですよ(笑)。

『夢で逢えたら』後編掲載。
 これでとうとう『カラテン2』の収録分が掲載終了となりました。明日からは三巻に突入です。
 チケット祭りとエレベーター祭り絶賛開催中。
 まずは『水族館チケット』からです。
 そして、二巻に輪をかけて暗い話ばかりです。
 乞うご期待。

 それでもって『箱箱』に話は戻りますが、書けども書けども大堂寺さんがでてこないんですけどぉぉぉぉっ。
 って言うか、第三章まで珍しくプロット立てて現在第二章真っ只中なんですけど、プロット上に大堂寺さんのかけらもないんですけどぉぉぉぉっ。
 いや、出てくるのは出てくるんだろうけれど、どんなタイミングで絡んでくるのかまったくわかんないんです。
 探偵が後半部分あたりで
『まゆらが待ってるのにいけそうもない』
 ってシーンと、そのあとで雨の中何時間も待ってる大堂寺さんのイメージがあるので(シーンの切れ端しか頭になくて)出てくるのは出てくるのでしょうが・・・話の最後あたりってフレイア様顕現ってイメージもあるんですよね・・・どうなるんだろうコレ(途方に暮れるぅ)。
 わからん。書き手は物語の下働きに過ぎないので、ちっとも先を教えてもらえません(立場最弱)。

 昨日の回答編。
 コメント、一言メルフォなどでちょこちょこ『こんなの?』といただきました皆様、ありがとうございましたー♪
 皆さん、共通したひとつの名前を挙げてくださいました。
『無理矢理読めば『たける』かな?』
 とのこと。そうですよねぇ、なんとか読めばそう読めなくもないですが。
 正解はなんとドびっくり。

 東慶龍=はあと

 ・・・・・・・・・捏造したわけじゃないですよ、嘘じゃないですよ。
 守秘義務に触れなければ、書類の画像を写メで撮って掲載したいところですが、ちょっとそれは無理なんで。
 とにかく『東慶龍』と書いて『はあと』なんです。
 もうもう、この書類見た瞬間、全身から力抜けて魂が口から出て行きました(笑)。
 名前をきちんと呼んでもらえない子はある意味不幸だと思います(わたしは『読んで』はもらえますが正式な書類上に正式に『表記』はしてもらえない、ある意味不幸な人です)。
 そんな子もいると思えば『中村太郎』なんて子もいるし・・・(五歳だったかなー・・・)。
 世の中、貧富の差も両極端ですが、名前も両極端です。

ハニー。

 ハチミツってさ・・・。
 採蜜時期があとになるほど色も甘味も濃くなってくんだけどさ・・・。
 ハチミツにうつったわたしの姿までガラスに反映しないでくれるといいんですけど・・・。
 ガラスに、ばっちりカメラ構えた橘さんの姿が見えます(笑)。ついでに、家の一部も見えます。そんな我が家はセキ○イハウス。ちょっと前まで窓を開けていても携帯電話の電波通してくれないほどに頑丈な家。

 家にお中元贈ったよー。
 とおたぁさまにお伝えしたならば『また変なの買って!』と怒られましたが、
『年末に贈ったのお店の夏バージョンですが』
 といいましたならば
『・・・・・・・・・』
 文句も言われませんでした。
 それくらいうんまいんです。今夜が楽しみ♪

 ↓

 鶏しゃぶよりも麺が激ウマでした。
 明日は鶏炊き込みご飯vv

『闇夜の愚者』
 逃げてはいないんですけどあれが限界。
 すみません、数ヶ月もあいたくせにあんな文章量で(泣)。

逃げて逃げて横浜。

 今年はお伊勢参りに行きたいなぁとか考えています。

 逃げて逃げてもうあとがない『水砕窮鳥』
 あ・・・明日逃げないでがんばります(逃げたい・・・泣)。

 とっとと逃げてしまった『満天星』
 いや、一部分ではひっじょーに楽しいのですが、世界でわたしだけしか楽しくない部分でもあります。
 ので、逃げてみました(笑)。
 昼休みに資料として本二冊購入。資料のはずなのにうっかり心癒される自分。
 資料のどれだけを駄文に反映できるのかはいつもナゾ。

夢でもし逢えたら すてきなことね♪

『夢で逢えたら』前編更新。
 ・・・・なにがきっかけで、なにを考えて書いたのか、今はもう思い出せません(笑)。
 本当、なにがきっかけだったんだろう・・・。
 まぁ、家族愛な第二巻をしめくくるに相応しいお話なのではないかと思います。
 が、今までに書いた『カラテン』内家族って、メインのロキ一家とか大堂寺家とか大島家を含めて、普通一般に考えられる『父・母・子供が揃っている家族』っていないなぁと、ある意味感心してしまうほどに揃っていません。第三巻のゲストさんたちも、『破国』の第一・第二を含めても、なにかしら問題のあるご家庭ばかりで。
 なんでなんだろな・・・・・・。
 とか考えてたら『共同戦線異常あり』の東山家は揃っているじゃないかと唐突に思い出しました。妙にほっとしました(笑)。

ダレダレも極地

『満天星』
 ダレダレも行き過ぎてファイルさえ開かなかった・・・。
 夏場は暇暇地獄だけれど、遅筆地獄にもなるんですよね、ある意味読書地獄になると言うか・・・。
 仕事中にハチミツ関係のパンフレットもどき作成してたし・・・。
 昼休みに飛び出して畑と巣箱とハチミツ瓶の写真撮ってたし・・・。
 先日から『箱の中の箱』が書きたい欲求があるので『満天星』が進まないのです。『破国』の2巻メイン話(え)。アレ、1巻発行まだですよねとか自分の首をしめてみる(・・・)。

横道脱線やっほー

 お一人で合計22本(26.4キロ)ものハチミツお買い上げの方、本当に全部食べられるのだろうかと不思議不思議(すごいなー)。

『満天星』
 はっきり言ってダレています。書きたくないやーと思いつつ、ちまちまカンフル剤たちの余計なエピソードを付け加えていたり。
 経済学部に留学したはずが農学部の教授につきまとうアル。
 家の名前じゃなくて下の名前で馴れ馴れしく呼ぶアル。
 って言うか教授室に居つくんじゃない。
 リーザをネタに教授をからかうんじゃありません。
 帰国の時には是非掻っ攫っていってください、書き手が許可する(笑)。
 そしてふたりで草原地方に赴任して馬飼ってねー♪
 教授は現場ラブの人だから結婚云々より『現場で馬飼って農耕する』の話題でほいほいついて行きそうです。
 うら若き農学部教授大島涼夜女史との微妙な年の差一方的カプは絶対後でまた書きたいです(こんなトコロでラノベちっくなネタを混ぜてどうすんだ。笑)。
 あ、どーせリューも一緒に赴任だね(ヤツは最後まで本来の主のところには帰れそうにない。なにせアルの抑止力。笑)。
 この三人組、おもろいなー(笑)。

新しいオク開催中

 先週末のオク関係の発送などが一段落したので、新たなオク開催です。
 今回は6月6日と16日のセット。採蜜が10日も違うとモノとして違うハチミツ。
 ハチミツなだけに『密造ならぬ蜜造』とかのたまうおたぁさま、寒過ぎます・・・。
 そして、自分の製本作業はどんどこ遅れていっています。これでは当初の予定通りになっちゃうじゃないか、とひとりジタジタ(折角はやく送れると思ってたのにー)。
 まぁ、オクのおかげで、六月の後半は寝不足廃人状態以外は精神的に安定していて元気です。

家庭内手工業

 まだまだハチミツ関係で大忙しです。
 本日は休みだったのですが、朝からラベル作り変えたり、請求書作ったり大変です。
 食事中はもっぱらハチミツ関係の打ち合わせ(量がどうとか値段がどうとか、システムがどうとか、今後の対策とか)。
 百花蜜が現在4種類あるので、6日、11日、16日、20日分をそれぞれ並べて、色や味、香りなど食べ比べて紙にカキカキ。まるで『ハチミツ・ソムリエ』状態です。
 個人的には11日のがおいしかったなー。果物みたいな味がして。
 20日のは濃厚・こってり系で料理に良さそうです。栗花の蜜が入っているらしいのでかなりクドイ。あとを引く強い甘味。
 6日のはアカシア蜜が半分入っているので、さらっとした食感、くどくない甘さ。
 16日のは可も無く不可も無く・・・。
 そして、朝から作り変えたラベルは、こんなに可愛くなりました(はずかしー。笑)。
 20070620132346.jpg

ぶた

 オク。
 先に入札した方の『支払いました』メールの対処と梱包・発送と、後から入札した方の連絡とがごっちゃになって襲い掛かっています。
 メールを書いているそばから新着メール(泣)。ネット郵便口座で一件分の支払確認をしたら、芋づる式に他の二件も確認できて梱包作業追加とか泣ける(泣)。
 でも、なんか知らない間に20セット近く発注でてるんだからすごいなぁとか思ったり。
 はちみつにそれだけ価値があるのかとかはげしく問いたい。

ブタに手数料をいれてくれ

 引き続きオクに手をとられる。

 ママン、この瓶、どうみても大きさ微妙に違うんですが、とか。
 瓶が全体的に大きなものしかないから個別用袋に入らないとか。
 4セット(八本)入るダンボールないとか。
 2本入り用にダンボールたたまないといけないとか(60センチサイズまで小さくたたんでたたんで)。
 瓶の蓋のバーコードあとのノリ必死で取っていたりとか。

 ・・・・・・・・なんでそれをわたしがしているのでしょう??
 あきらかに係違いなのになんで必死にやってるんだろう。
 折角下準備が整った製本作業ができやしない(本末転倒)。
 やっぱり、ブタ(貯金箱)に手数料を入れて欲しいです。

京都にいくどころじゃなかった

 某オクに出しているハチミツの落札関係で連絡連絡の嵐です。
 そうだ、京都に行こう。なんてお気楽に言える状態ではありません。
 値が予想外につりあがる前にオークションを閉じたり、追加の商品を出品したりと大変です。
 ママン、瓶がないんですがどうしましょう状態(しかも売り場にもない)。
 好きな方は好きなんだね、ハチミツ(半年に一回くらいしか食べないから・・・目の前にハチミツが結晶するほど転がっていても。笑)。
 落札してくれた方から『安過ぎる。もっと高値をつけてよい。百花蜜でも1キロ1900円くらいつけても問題ない』とか文句言われたのですがどないせぇって言う気分でもにょります。
 まぁ、3セット(6キロ)も買ってもらったのでなにも言いませんけど(即入金だったし)。
 ほんと、いろんな人がいるもんだな・・・(落札リストを眺めて、アキレカエリ)。

 ↓

 おぉう、なんかおひとりで基本セット+追加で三本ずつってご注文もあって、アカシア売り切れ目前なんですけど・・・。
 明日の状況を見て、サイトから変なご注文はひっぺがすことにします。

 こんだけ働いてもただ働き(メールでの対応一手に引き受けざるを得ないもんで)。一件につき百円をブタ(貯金箱)にいれてくれと請求してみたら『現物払い=ハチミツ』と返されました。ハチミツなんざ特別好きやないっちゅーねん(泣)。

ぼへっとしています

 そうだ、京都に行こう。
 の下調べをしただけでお腹いっぱいになってしまったので家にいようと思います。ちょうど朝から『オペラ座の怪人の舞台裏!』なんて番組もあるし(ビデオに撮ったら一生見ない人なので、リアルタイムで見るしかないのです。笑)。

 ぼへっと生きているので。
 ぼへっと更新してみました。
『軽犯罪の男』から続く、鳴神君の『男』シリーズです。
 ちなみに第3話は、第四巻収録予定『勘違いの男』になります。第三巻はお休みなんです(と言うか第三巻は『獣声』で鳴神君でばっているので収録場所がないと言うか)。
 なにげに交換こでパフェつつく完全デートなロキまゆのありように誰か突っ込んでください(笑)。

最近なんかやる気でない

 今年は案外元気、と言いつつも、色々なことにやる気がでない六月です。
『破国』の印刷をご予約分+アルファ分かけたはいいが、製本やる気がでません。
 こう、次の休みでいいやー、次の木曜日でいいやー、次の日曜日でいいやー、と順繰り状態です。
 寝不足廃人のくせにはやめに就寝しても頭の中が無駄に興奮していて眠れませんし(←この一文を読んだ後で『破国』を読むと、まんま状態が『破国』のゲストと同じ状態です。ハハハ、依頼人の状況はまんま実体験ですがな)。
『破国』早期ご予約のおまけを多めに手配しておりますので、本日開封して飲用しようかと思います。時計草にお願い☆

ハチミツ販売はじめました

 2004年にも行いましたが、純粋天然ハチミツ販売、はじめました。
 当初は、花のつきはよくとも、ハチ内部の動きがおかしいとのことで、ハチミツはあまりとれないのではないかと思われていたのですが、予想外にうちのハチさんがんばってくれたそうで・・・。
 なんか、一階も二階も玄関もハチミツだらけです。
 普通の人ならハチミツの匂いで鼻がおかしくなるのでしょうが、嗅覚が悪いものでさっぱりわかりません。
 さすがに、遠心分離機にかけている百花蜜の香りはくらくらきますが(笑)。
 今年のアカシアは、本当にさらさらしてしつこくない甘さ。百花蜜はネロリとした甘さ。
 ハチミツ好きな方はお気軽にお申し込み下さい(混ざり物とかばった物ではありませんのでご安心下さい)。
 某オークションにも同様に出品していますが、こちらは送料別途で3,000円ですので、うちのサイトからの方が格段に安いです。
 と言うかどちらにしてもあきらかに大赤字じゃないですかママンと呟いてみる。

そうだ、京都に行こう

 思い立ったが吉日。そうだ、学会出席で休みになった土曜日に京都に行こう。
 と毎年この時期には考えている気がします(今年こそは行こうかな。ティアラ展興味あるし)。

『カラテン』更新。
 オヤジ、いらん遊びでしっぺ返しの巻。
 スズメの存在をおぼえていらっしゃる方はいないだろうとかは言ってはダメですかそうですか(このシーン書く寸前まで書き手もまるっと忘れておりましたが。笑)。

『満天星』
 カンフル剤の出番、はやばやと終了。
 と言うか、このコンビ、他の話にもでてほしーなー。
 スピンオフとか面白そうだなー。
 もはや二次創作の範囲でおさまらない『満天星』は、現在ロキ・シィコンビが追跡を振り切りました。大きく『人間の範疇』を超えた方法で(主にシィがロキを巻き込んだ方法で。今回探偵はただの供給源・貯水タンク、またはお財布状態だな。笑)。
 そしてヘムのあわれさはドンドン底を掘り下げております。ひとりで苦労してるな・・・。
 フレイ・まゆらコンビもほてほて動いておりますし。
 はてさて、どう動くのやら(所詮書き手は当事者じゃないから他人事)。

滞ってはいるのですが

 実はゲストさんたちって、出番が来るまで、そのヴィジュアルや性格や名前までちっとも考えてはいないのですが、出番がくるやいなやサクサクサクっと話中に入り込んできてカンフル剤になる連中もおりまして。
『満天星』の追いかけっこスタート。

「まだ言うかこの付き人さんは。ここまで来ると日本で言うところの世話女房」
「言葉の使い方を間違っています。わたくしは単なるスケジュールを申し上げているだけで、これは立派な付き人の仕事の範疇です。それ以前に女房なんて真っ平御免、あなたなんか旦那とは認めません」
 ちぇっリュークはほんっとーに冗談が通じない、と子供のように唇を尖らせてすねたのは、立派な体格をした若い男だった。その大学の学生と言っても問題なく通用する年頃で、間違いなくその大学の学生だ。
 見慣れた洋服――カジュアルなシャツに色の抜けたジーンズに身を包んではいても、あきらかに日本人とは系統の違う肌の色や顔立ちをした青年だ。癖の強い黒髪の下にある子供のようにくるりとした黒い目に宿るのは、やはり子供めいた光。
 なかなかに人好きのする容貌の青年に付き従っているのは、これまた同じ人種だとはわかるものの、衣服はどちらかと言うと『ヘイムダル』を取り囲んでいた一団の系統だった。ただし、繊細そうな細面の顔に眼鏡をかけ、髪を長く伸ばしてひとくくりにしているところなどは別種の雰囲気をかもし出している。白っぽい色の衣服であるだけに、どこか冷たく見える存在だ。
 ちなみに、先ほどから癖っ毛の男に『世話女房』やらと言われているが、リュークはどこからどうみても立派な成人男性で、間違いなく男性だった。
「午後からのシャートルリーザ王女とのご歓談はお国の逝き遅れたご老人連中からのご命令なんですから、逃げてはいけませんよ。第五王子としての自覚云々を今更説教するつもりはありませんが」
「それは認めてくれているってことなのかな」
 にぱっと嬉しそうに笑う『第五王子』であったが
「そろそろわたくしも無駄な努力と言う言葉の意味について考えようかと思いまして」
 眼鏡をすぃと指で押し上げる仕草は、いっそ冷淡だ。第五王子が火なら、付き人はキンキンに冷やされた冷却水か。おおらかを突き抜けて奔放そうな王子の抑止力としてはうってつけの属性かもしれない。
「だって、リーザ王女と言えば三千ババァと名高い彼女だろう? なんで今更オレなんかに会いに来るわけ?」
「ババァじゃありません、うら若い女性です」
 リュークは珍しく、続く言葉を飲み込んだ。誰にも、公言できない秘密を持っているものなのだ。たとえ、ろくでもない主にでも言えないものは言えない。
 それに、とリュークは歩いていた大学の『第三棟』と呼ばれる建物の廊下の窓――そこに広がる中庭へとチラリと視線をくれる。どうやら、アル王子とくだらないおしゃべりをしている場合ではないらしい。
「アル様はどうぞそのまま教授室に」
 わたくしが行くまで逃げるんじゃありませんよ! と釘をしっかりと刺してから、リュークは第二棟へと抜ける出入り口へとひとりで向かった。
 長い髪がひるがえりながら遠ざかるのを見送りながら、
「……不審者でも見つけたかな?」
 こんな穀潰しでも王子って立場はめんどうだな、とため息をついた。なにやら、軽い言動には不似合いな、重たげなため息であった。


 こいつら、しょっぱなからこの勢いで絡んできましたよ(笑)。
 ジル家の長男さんのヴィジュアルはなんかこうがんっと『コレ!』と脅迫されたように出てきましたが、アルがこう来るか、と笑いました(笑)。性格もこんなだとは思いませんでした。おもろいコンビだなーお前ら。
 そして↑の裏っかわでは、ロキ&シィのがきんちょコンビ・・・もとい、化け物コンビが『笑点』のメロディをサツキの植え込みに隠れて聞いています。まゆら嬢、ナイスぼけ(笑)。

 そして、イロイロな状況がかさなり、寝不足廃人続行中です。
 ドーピングの在庫が切れたので、10本入りで確保してきました。
 どんどん『若者』から離れていく気がしてなりません。

充電池ではないらしい

 なんか・・・寝不足の余韻が節々に残っている身体に追い討ちをかけるかのような腹下し・・・。
 明日出勤できるのでしょうかコレは・・・(遠い目)。
 そんなことを危惧しながら鳴翔さんを問答無用で洗い(お風呂はいるぞーと声をかけたらくるりと回れ右してマッサージチェアで寝ていた母様にしがみついてブルブルしておりましたが、引っぺがして風呂に投入)、『破国』の製本を四冊だけしてみました。くるみ製本久しぶりで、裏からするんだったか表からするんだったかわからなくてオドオド(笑)。背表紙にタイトル入れるの久しぶりやーね。

電池は切れるんじゃないか

 九時半に就寝すればいかにねむねむ魔人でも朝にはすっきりするだろう。
 と考えていたら甘かった。
 夜中の二時に突如来訪した雷雨。鳴翔鳴く、鳴翔叫ぶ、鳴翔暴れる。
 夏別荘ごと自室にお迎えし、耳元で鳴翔の混乱を感じていれば眠れるわけもなく。
 よって、朝には完全なる寝不足廃人の出来上がり。
 ドーピングして仕事いったですよ。
 そんな廃人状態ですので、通販関係のメールは日曜朝に・・・目が開けてられないですヨー(大真面目に開けてられないです。光がまぶしいッ!)。

 一言メルフォに寄せて。
 あれって女装かなぁとか思いつつ、女装と言えば女装かもしれないと妙に納得してしまいました。
 女装と言うか女性化と言うか、今の流行で言えば女体化と言うか・・・。
 まぁ、どちらにしてもトンデモモノですが(ワラ)。
 仕事終了間際に携帯でメルフォを拝見して、ニラニラ笑っていたわたくしです。
 そう言えば『カラテン』の更新もとまってますねー、やっぱり(アレー??)。

切れかけの電池のようだ。

 微熱中はたいがいねむねむ魔人状態ですが、今日は一日中ねむねむでした。昼休みも1・2・3爆睡状態。
 そして現在も恐ろしく眠いです・・・よく1日仕事できたな。よく車運転できたなと感心するほどです。
 そんな状態ですので、今朝方(昨夜??)メルフォで通販のお申し込みを下さいました某様、送料など正式なメールを差し上げたいところですが睡眠の海に起きながら沈没状態ですのでまたあした・・・ぶくぶくぶく。

かぜっぴき

 先日から喉の調子が悪いなぁとか思っていたくせに、昨日『RAVE』の1~13巻まで一気読破とか、肋間神経痛もどきを無視とかやっていたら、本日見事に体調悪化。
 微熱(わたしにとってはリッパな発熱)とくしゃみでグロッキー。
 あたまがぼーとしていけません。一気読破なんかするんじゃなかったとか思いつつ、5巻くらいまでしか読んでなかったんだから先が知りたかったんだよーっと聞かれもしないのに叫んでみる。
 六月なのになに風邪ひいてるんだろうワシ・・・とか考えてみても、たしか昨年は咳喘息もこの時期にでていたようなと考えて年々悪化していく細胞を再認識したり(え)。

 ↓

 どれだけぼ~~~としているかと言うと、入浴中にやけに隣のテレビの音がクリアに聞こえるなぁと思いつつ、最後まで窓が全開だったことに気がつかなかったくらいぼ~~~としております(ワラ)。

 それから、某様、『RAVE』は完全少年漫画ですので個人的にはオススメしませんのでリストに加えられませんように。
 どちらかと言うとTONO先生のマンガをオススメしたいのですが、カルバニア物語とかチキタ・グーグーとかあそこ取り扱っていないみたいなんですよねー・・・。
 チキタはわたしもはじめっから読みたいなぁと思ってるんですけど、残念ッ。
『はらきよ』にはまっていただけたようで、オススメした甲斐があったと言う物です。むふり(さっさと寝ろって感じですね。笑)。

先日から嵐が来ています

 もうすぐ六歳ともうすぐ四歳の兄妹は、本当に嵐です。
 鳴翔さんの食欲が目に見えて激減していて可愛そうです。私が仕事から帰って、夕方分の餌を一口分ずつ食べさせているくらい。
 ヨーキーって結構神経質で、環境変わると寝られないタイプっぽい。
 別に、日々兄妹に追いかけられているわけでもないのに、そこに兄妹が存在しているだけでグロッキーになっているかわいそうな子。
 明日の昼には帰るから、それまでがんばれ~~。

 今の今まですっかり忘れておりましたが、本日ようやく『タブロウ・ゲート』の新装開店を見てきました。
 エピソードに大幅な変更はありませんでしたが、太陽さんのカードデザインは旧の方が良かったです・・・。
 あと、氷川爺さんとサツキさんの関係が、新では冷え切っていてビックリです。旧ではまだ人間味があったのに・・・なにがあったのだらう。
 そしてサツキさん版エリーさんの主夫度が新の方はアップしていて笑いました(笑)。

『ブレイブ・ストーリー』の文庫本に手をつけてみる。
 前編50ページくらい読んだんですけど・・・かったるー。物語がまったく動かないですよね。この無意味な語りはいつまで続くのだろうと後ろあたりをペラ見してもまだまだ現実世界。余計な解釈とかエピソードとか多くて、すでに投げ出し気味です。
 レビューを読んでも『そのあたりを乗り越えれば面白い~』と書かれているので、前編は我慢して読みすすめるつもりではありますが・・・が、我慢します。

お星様キラキラ☆

『満天星』
 ・・・・・・進んでいるのだか進んでいないのだか。

「二手に分かれた方がいいかもしれないな」
 左目だけでも不自由していないのか、無表情なままのシィの伏せられた環境を考えるに、やはり目立つのは彼女の本意ではないだろう。
「フレイはまゆらちゃんと行くのだ!」
 ビシッと右手を高々と上げて宣誓したのはフレイだ。
「フレイとまゆらちゃんはらぶらぶかっぷりゃぁのマネをして目的地に向かうのだっ。そしていつしからぶらぶかっぷりゃぁのマネはホントウになり、ふたりはY大の講堂で幾万の大学生より祝福を受けてケッコ」
 がふっと妙な音でフレイの妄想が中断した理由は考えない方がいいだろう。たとえ体格差があったとしても、右の膝の裏を思い切り蹴りつけられれば大人でも悶絶モノだから。
「いくら大学でも幾万も学生がいるわけない」
 つっこみどころはそこではないだろう、とまゆらもシィも指摘しなかったのだが……
「じゃ、シィちゃんとわたしはこっちルートで行くから」
 フレイとロキの激しいボケ・ツッコミ漫才に目もくれず、シィとまゆらは街の分岐点を右に折れていた。
「ちょっと、なんでそうなるの」
 普通の人間と神様。女の子チームと男チーム。
 ぱっきり綺麗に分かれてしまったパーティに、なにかが違うのではないかと思わないでもない邪神様であった。
「フレイはロキとなんぞY大の講堂で結婚式をあげたくはないのだぞぃ」
 まだそこにこだわるかっ。ロキは片方だけでは悪いだろう、とばかりにフレイの左の膝裏にも蹴りを入れてあげた。


 ・・・・まったくチューニングの効果が出ていないのが悲しいです(コメディ色がしみついてます。泣)。

 シャートルリーザ、またはシ・ファン、通称シィ嬢&まゆら嬢+怪盗+探偵パーティと、ハリューシュ・ジル氏(通称ハリ。ジル家の三男さん)+マイヤ導師(マイヤード老)+老人二人+受難のヘム・パーティと、留学中某第五王子+ジル家の長男コンビが入り乱れる予定ですがこの追いかけっこは最終的にどうなるのやらやら・・・。
 シィ嬢所持の『銀王歌(ホラス)』と探偵所持の『金桜花(セルフィア)』もどう動くかまだよくわからないし・・・。
 とりあえず判明しているのが、無意識に巻き込まれ絡まれ体質のヘムさんが一番受難だってことでしょうか。彼の苦悩はまだまだ続く(ワラ)。

カラテンの更新も滞っておりました

 やっとこ更新です。問題の『憂鬱ノクターン』前編。
 大真面目にこの女装通り越した探偵(大人版)の立ち絵が見たい橘ですが怖くて想像&創造できません。
 書いている間中、笑いと吐き気が同居しておりました。
 きっと、美人さんなんだろうけどなぁ、正体知っている人から見ればなんかやっぱり気持ち悪いんだろうかなぁ、とか考えていたり。
 息子さんたちが受難のお話でした(いや、後編もありますが。後編はこの探偵が受難ですが)。
 そして、この回を書いている時のブログ日記での回答は、『鳥の巣つくり』と『ハリポタ(原書)読んでる』のふたつが正解になりました。さすがに庭の鳥で合唱隊をつくる気にはなれなかったようです・・・怠惰な生活しているな、覚醒さん(ワラ)。

 それにしても『カラテン』での別ネームってば、某ラノベのキャラらしいのですか?
 個人的には『橘』『櫻』の両ネームを合算して省略。そして某ラノベのおばぁちゃんの名前、と言うところから気に入ってつけたのですが、いやに今をきらめくラブコメ・ラノベに出てくるらしく、名前で検索して『カラテン』にたどり着く方がいないでもない・・・。ごめん魔ロキで、と妙に謝りたくなってしまう瞬間です。

イロイロ滞っております

 血液の流れのように。またはリンパ液のように?

 お振込み確認しましたのメールまで滞っております、すみません。
 金銭関係のメールだけでも明日中にお返事したいと思います。
 それでもって、もういい加減に『破国』いじる箇所がないので印刷かけてしまうかとか考えているのですが勢いって大事なんだろうねと第三者視点から考えている今日この頃。
 勢いに乗ってあとからもだえるような誤字とか書き換え忘れとか発見するんだ(苦笑)。

生ける屍

 仕事、朝から晩までイレギュラーが勃発しまくりで、現在屍状態です。
 こう言うのって、ほんっと一点集中するんですよねー・・・。
 精神的にグロッキーで泣きたい気分(いや別に仕事でミスしたわけじゃないけど、しつこいマンション購入勧誘の電話まで重なったので欝がひどくなっただけで・・・4月23日から続く、アクティだかエールだかのミカミって人からの11回目の電話。絶対に責任者まで電話まわさないのになんでこんなに連続でかけてくるのだろう。欝欝)。
 気分が浮上するきっかけはあるのだらうか。

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橘 尋無

Author:橘 尋無

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