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感化されすぎ。

 背の高い青年と、彼の足元でブンブンと尻尾を振る黒い犬と。
 そして、彼らを追いかけてきたと一目でわかる、上がった息を繰り返す黒衣の少年が。
 稲も植わっていない、はさがけもしていない、丸刈りにされたような田んぼが両脇に続く細い農道の真ん中で真向かっていた。
 さんにんの間に落ちているのは、長い沈黙と、なんとも言えない緊張と、夕陽が作り出す影だけ。
「ロキ様……」
 青年のかすれた、情けない声に、少年は精一杯の虚勢を張る為に、腰に手を当てて強気な声で名を呼んだ。
「ヤミノ君」
 青年が、怒られた子供のようにびくりと肩を震わせる。
 けれども、少年は声色をかえはしない。かえたりなんかできない。できるわけが――ない。
「キミがナニ勘違いしたのかなんて聞きたくないけど、キミがボクを必要としなくてもボクがキミを必要なんだから、家出なんて許さないよっ」
 一息に言い切った少年の言葉に相槌を入れるタイミングで、遠くの農家の鶏がコッケーと間抜けな声で鳴き、二月の夕刻色に溶けて行くのであった。


*******************

『カンパニュラ』冒頭。
 筆が動かないあまりに、昼休みに一時間さ迷い歩く(ついでに銀行と文具屋に行った)。ネタを考える時はひたすら歩く歩く歩く・・・。
 もはや何も言うまい。
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祭りだワッショイ!

 祭りは祭りでもカラテンのひとり祭りではなくて、仕事場の祭りが今日から開催です。
 もうバレバレですが、医療関係の末端組織に属している橘のお相手は、医師がいない医師がいないと言われ続けている二枚看板の片方。
 その、市内で数少ない医院の、超有名どころのDrが・・・またもや、フランスかどっかにおったてた神社の視察に行くんだと。
 ドクター・・・インフルエンザの予防接種はじまったこの時期に海外逃亡は止めていただけませんかねぇ・・・せめて夏にして欲しい・・・(魂抜ける)。こっちに患者さんが流れてきてリズム狂う・・・。
 唯一、今年はあたたかい日々が続いているのでそれだけが救いですが、八日まで心穏やかにならない日々は続く(大型書類もあるしな・・・思い切り手を抜くけど)。

 そう言えば、大阪でインフルエンザの罹患者が出たそうです。
 そして今年はおたふく風邪の当たり年。
 水疱瘡も多いですね・・・。
 昨年の、タミフル服用での異常行動・死亡事故の結果報告も新聞にでてましたね・・・今年もタミフルには泣かされるのでしょうか。
 皆さん、手洗いうがい、良質な睡眠で乗り切ってください。

ついに来た逆転の日

 本日は『カラテン』更新日。
 珍しく、登録検索所のほとんどに更新案内を残してきたからか、カウンターがとうとう『水砕窮鳥』の一日ヒット数を夕方時点で逆転するのを目撃しました。
 徐々にでも増えている『カラテン』
 がっくりと減った『水砕窮鳥』
 いつかは来ると思っていたけれど、やっぱり積極的に更新、宣伝している方が強かった。
 最終的な一日トータルではまだ『水砕窮鳥』の方が多いのでしょうけど、これから『水砕窮鳥』をどうしようかと悩むところですね。
 でも、『カラテン』を開始したことによって、『水砕窮鳥』の公開期間が少なくとも五ヶ月と四日延びたのも事実なので『カラテン悪』とは思わないで頂きたいところで・・・。それがたとえ『放置』であっても、本来なら年内閉鎖更地だったのですし。

 とか思いつつ、そろそろ『カラテン』で感想のひとつもいただけるようになると嬉しいなぁとか思っていたり(サイト開設しておきながら積極的に同ジャンルの方にメッセージ送ったりリンクお願いしたりとかはしていないので、まだひとり祭り継続中。笑)。

 ところで・・・ドラ騎士(ドラゴン騎士団)が次巻で最終って本当ですか??
 と振り返ったところでおのれが何巻まで買っていたのかすでに思い出せないのですが・・・17巻かな・・・22巻かな・・・(遠い目)。
 ちなみに、状況がどれだけ最悪でもラスとセシア嬢が揃っていれば妙に幸せと感じる橘です。

二月です、二月。

 今日も空はからりと晴れているのだろう。カーテンを開けなくてもわかる鳥たちの元気なさえずりでそうとわかるのだが、それが一転、バサバサ、ギャーギャーとした不穏な気配が立ち上り、さすがのロキもがばりと跳ね起きて窓をバンッと開けたのだった。
「あ」
 そこには、今まさに黒いカラスに空中で足蹴りを食らわされたスズメの姿。
くるくると螺旋を描いて、スズメはロキの目の前で地面に墜落した。
 ワァッと飛び立つ他の鳥たちの様子には目もくれず、ロキはパジャマ姿のまま庭へと向かう。
 なぜかカラスにも懐かれるロキであったので、得意げに空中を旋回していたカラスが見慣れない子だとわかると
「ボクの庭で殺生は禁止!」
 声をかける。
 燕雀探偵社の庭での暗黙の了解のひとつ『食物連鎖以外の殺生禁止』が保たれてこそ『燕も雀もくつろげる探偵社』なのだから。


*********************

『傷つく鳥』書き始め、及び抜粋。
『傷ついた鳥』は前話『Diamant』からの流れ。
 そして、燕雀探偵社の庭が鳥の溜まり場になっているのは『良い子の魔探偵』からの流れ。
 なんで『燕雀探偵社』って言うのかなぁってのの解釈と言うよりかは、単に娘のことを思い出すパパが書きたかっただけとも言う。
『カラテン』二巻はパパと子供たちがメインっぽい感じになりそうです。息子は家出して北に向かうし(そこのあたり年末年始話ですでに伏線張り終了。笑)。

 そして明日午前にはカラテン更新予定。
 実は最後まで書けてはいない『危機察知能力とは~』を最後まで書き上げて更新した・・・したいです。
 ロキさん、キス魔第一歩の巻、ですが(笑)。
 某白い人とは大違いの展開に大笑い。

愛は愛はダイヤモンド~~♪

「う~ん、眠いよぉ。うちまでもちそうにないから寝かせてぇぇぇ」
 ソファにこてんっとひっくり返ったまゆらは、眠気がピークなのか、ふにゃふにゃとした軟体動物になっていた。
「ってまゆら、今日は学校じゃぁ」
「きょーはりんじきゅうこうになったの~。だってぇ、ほとんどのひとがおやすみなのぉ」
「臨時休校って、インフルエンザ?」
「うぅん、なんかカゼって言ってるヒトも多いみたいだけどぉ、たんてーまゆたんが調べたところによるとぉ……――――」
「ちょっと寝ないでよ、まゆら」
 ふにゃふにゃ具合を見かねた闇野が毛布をかけてやったからか、毛布にくるまって幸せそうにうふふと笑ったまままゆらは眠ってしまいそうで、ロキはある意味虚脱の極地だ。
「あのねぇ、そこまで情報出しながら寝ないでくれる? 気になるから。こっちだって眠いのに」
「うにゃぁろきくんも眠いのぉ。いっしょにねるー?」
「そりゃぁ寝られるものならお願いしたいけどねっ」
 あまりに頭の奥の神経が一本眠いからか、ぽろりと本音が。


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『Diamant』単話3抜粋。そして書きあがり。
 最近眠いので眠い話を。そのくせ昨日何回途中で覚醒しただろうと指折り数えれば少なくとも四回は途中で目が覚めた睡眠障害者ですコンバンハ。
 それにしても、『本音』なのか・・・と書いていてちょっと遠い目になりました。

 先日書いた、新ソフトデータ移行後、電話番号の下一桁が移行されていない不具合についての調査結果があがる。
 なんて言うか・・・言い出しっぺはやっぱりわたしだったのですが・・・規模はうちの会社だけうんぬんじゃなくて業界のフォーマットが対応していないと言う全国規模に展開しそうで・・・。
 この業界阿呆ばっかりかと吐き捨ててしまいました(をい。笑)。
 携帯番号が普及著しい昨今なんだから携帯番号フルで入るようにフォーマット設定しろよバカどもが・・・。
 仕方がないので、古い紙資料で番号を発掘して手入力。なにが電子化だかわからない状態です。

さすがに来月には更新しようとか考えています。

 通販ツールに新刊告知載せてみたり。

 年末年始モノ書いてみたり。

そして再発

 睡眠障害完治!
 と宣言したその日の内に、途中覚醒障害再発・・・。
 まぁ、入眠障害より楽だからイイ・・・(遠い目)。

睡眠障害後日談と文句言い

 数ヶ月続いた睡眠障害&途中覚醒障害は、はっと気がつくと二週間ほど前に完治していました。
 今は反動で、寝ても覚めても眠いです(ヲイ)。

 久々にカ○オに質問状送ったら大事になっていた。最終的に、カシ○、うちの本社、以前のソフト会社巻き込んでの調査状態に発展しそう。
 って言うか、同じ状況で新ソフト導入した他の支店はこの不具合に気がついていないのか、それともうちだけなのか、それとも気がついていながら放置したのか自力で頑張ったのか。
 1ならドバカ。2なら仕方ない。3なら後続のことも考えろやゴラァ! です。
 いつも後続のことを考えてガシガシ相手会社に質問状や改善できんのかファックスを送りまくるクレーマーがここに一匹(ほんとーにいつもいつも『そんなこと言われたのはじめてです』とか言われるからなー・・・)。
 そして、現在の調査結果を見るに、他支店は1か3だと言う事が判明。ドバカばっかりなのか、後続を考えないドバカばっかりなのか悩むところです。
 第一店舗目が声をあげていればニ店舗目からは簡単に塞ぎ得たミスなのに、コレ、放置してたら意味ないぞー。電話番号の下一桁が移行されてなかったら電話番号の意味ないやん(致命的なミス。笑)。

 オランダ語タイトルの某話は3の半分まで書き進め。
 筆は進まない気がするけど結構書いてる。
 リズムが悪いのだと気付く。

幸せ気分

 昨日の午後から微妙に喉風邪をひいたなと思って、本日朝はOTC服用。 
 10時ごろから、寒いのと暑いのと吐き気とふらふら感が一緒くたにやってきて、一言であらわせば
『ふわふわしてしゃ~わせvv』
 って感じでした。このふらふら ふわふわ感は雲の上を歩いているようだ。
 熱っぽかったので恐らく低体温(もう慣れた)。
 昼休みに二時間爆睡。

『Diamant』単話1書き上げ。筆が滑らない(またか・・・)。
 ギリシャとかローマとか言いつつ、オランダ語(またか・・・)。

がくぶるわんこ

 日曜日と言えば鳴翔さんの入浴日。
 最近めっきり冷えてきたので、鳴翔用湯船を用意し、1/3ほどお湯を入れてから鳴翔をリビングまで迎えに行けば・・・。
『お風呂』の『お』の字も口にしていないのに、痙攣でも起こしたかのようにがくがく ぶるぶる。
 ・・・・・・どうしろと言うねん、と一分間沈黙。

 第二巻第一話、キーワードは『ガラス』
 ギリシャ神話か、ローマ神話か?! って感じで。

一巻ほぼ終了

『眠り姫は眠れない』あらため『A Flurry Of Falling Cherry Blossoms』
 ほぼ書きあがり。今日中にでもとどめさしておきます。
『いばら姫』と言うと、燃える森、いばらの道を裸足で走れ走れ・・・のイメージがあったのでまゆら嬢にも逃げてもらうつもりだったのですが展開的にそうならず(そのあたり別行動だと思ってたのに・・・笑)。
 ほやや~~んとしていてド暗い話になりました(苦笑)。ですので、改題。
 それでもって、これにて『カラテン・1』かきあがりとなりましたが・・・本格的にがしがし書き始めたのが九月に入ってからだったので、大方一ヵ月半程度で一冊分ですか・・・ペース早いな・・・まさしく暴走です(基本的に、帰宅後とか休みの日とかは書かない人なので)。

『カラテン・1』ざっと拾い読み。
 おのれの読後感想・・・なんか・・・ロキさんが・・・完全キス魔状態で笑ろた(苦笑)。
『良い子~』以降、主人公の壊れ具合に加速が(失笑)。
『一番星』と『心変わり』が妙に浮いてる(生温笑)。
 自分的に・・・『第二巻に乞うご期待!』って気分です(・・・二巻??)。
 
 そして、今更ながらに気がついたこと。
『カラテン・1』って・・・『1』だけで、すでに・・・『愚者』に匹敵する文字数・・・三万文字程度少ないだけ・・・そして三万文字なんてちょっと手を入れればあっと言う間・・・ナニコレ。
 このままで行けばシリーズ通して『イノセント』を越す・・・かも・・・。

別行動じゃなかった

「おねぇさん、これ見て」
 少年は、右手になにかを持っていた。
「どんぐりだ、かわいい」
 彼が持っていたのは、秋の残りものだった。丸々としたどんぐりを大事に持っているところなど、年相応に思えた。緊張が少しとれた気がした。
 少年は両手をあわせ、なにかを掴んだままの仕草で両手の甲を上にしてまゆらに差し出した。手品でよくある『コインはどちらの手にあるでしょう?』の仕草だ。
「どんぐりはどっちにあるでしょう?」
 時間がない受験日なのに、雪はどんどんと降り続いているのに、そんな時ではないとわかりながらも、まゆらは小さく噴き出していた。
「笑ってないで、ねぇ、どっち?」
「じゃぁ、こっち」


*********************

『眠り姫は眠れない』単話4途中まで書きあがり。
 ロキまゆは別行動だと思っていたら、延々延々一緒。
 どこを切ってもロキとまゆ。
 でも、意思の疎通はまったくできていなかったり(笑)。
 相変わらず筆は動かない(苦笑)。

 延々と言えば。
 延々延々ラベルのボレロをエンドレスしています。軽く10時間は聞いているはずです。
 厭きない(笑)。

こーしんっ。

『Pteron』3更新。
 ここからですよ、ここから。
 怒涛の、ロキ様コメディアン化。
 かろうじて2まではアニメ版の残滓があったのに、ここからお笑い化するんですよ。
 どうにかして(泣)。
『眠り姫~』2途中まで。筆がうごかーんっ(大暴れ)。

「厄介な相手の『お仕事』だったみたいだよ、まったく」
 立ち尽くしたまままゆらの白い寝顔を見下ろしているロキの横顔は、どこか無表情で、闇野はぞっとした。なにかを切り捨てた表情だったからだ。
「ロキ様、どうされますか? どなたかの仕業だったとしても、最終的な狙いがロキ様であるのなら、このままではまゆらさんは目覚めないかもしれません」
 ロキは、なんの反応も示さなかった。
「助けに行かれますか? それとも、このままにしておきますか? ある意味、罠とわかっていてロキ様が乗る必要はありません」
「……ヤミノ君、自分が言っている意味、わかってる?」
 微塵も動かず返されたロキの言葉は、氷よりも冷たかった。
「まゆらさんを切り捨てても良いのではないかとの、提案です」
「……ッ」
 正当すぎるほどの正論に、ロキが返す言葉などあるはずがない。
 まゆらなど、所詮あまたいる人間のひとりで、身内でもなんでもない。切り捨てても害はない存在。
 こちらは『ヒト』ですらないのだから、異種族を切り捨てるのになにを躊躇う必要があるだろう。


『眠り姫は眠れない』2抜粋。
 う・・・馬ひけーっ。じゃなくて、動けーっ。
 動いてくれないと日々の仕事がつまんなくて仕事はかどっちゃうよ(駄文書きの間に仕事する人)。

言葉

 鋼の獣。
 春は踊り来る。
 散と斬。そして惨。

 
 おもしろいとは聞きながらも、なかなかご縁のなかった『のだめカンタービレ』
 テレビ版を本日観ました。
 のだめの部屋のシャンプー・リンスボトルが、半年ほど前にガラス製品から買い換えたのと一緒にしか見えないと気付いた。青白、ピンク白の縦ストライプで、『シャンプー』『リンス』のシールがついてたプラスチック製。

 本日の音楽。
 ラベルのボレロ。
 昨日、かりっぱだった『デジモン02』映画版観たから。
 今日、録画していた『交渉人』観たから。
 今日、同じく録画していた『のだめ』観たから。
 ボレロ・ボレロ・クラシックつながりで、ラベルのボレロを延々4時間近くエンドレスしています。あと2時間はエンドレスしていそうです。この曲妙に大好きです(笑)。

 以前日記で書きました、鳴翔の半分折れていた歯は、いつの間にかなくなっていました・・・(遠い目)。

どうやら違うらしい

『眠り姫は眠れない』単話1書き上げ(?)。
 筆が滑らない(泣)。
 関係する別話が『一番星』と『良い子の魔探偵』だけかと思っていたら、『お泊り~』と『ジングルベルは聞こえない』にもばっちりかかることが判明。『共同戦線』の『公共料金は払っている』にもひっかかったり。
 腹くくって一巻におさめることにします。
 そうか、だから『ジングルベル』でいきなり『コレ』の単語がでてきたのか・・・と、書き進めてはじめてわかる真実もありマス。

共同戦線異常ありまくり

『共同戦線異常あり』書きあがりました。
 途中で厭きて、事件箇所ははしょりまくり(と言うか丸投げした。笑)。

「幼くっても女の子は女の子。ボクの魅力で泣き止んだだろ?」
「一歳児を誘惑するな、この色魔っ!」
「し……色魔?! せっかくキミが苦労しているだろうからって協力してやったのに、ボクは悲しいっ」
「え? そ、そうなのか? すまん」
 どこかでやったやり取りに、ヘイムダルは思わず謝ってしまったのだが、
「や、ヘムに謝れるなんて気持ち悪いから置いといて」
 謝罪のしがいもない来訪者ではあった。
「そうそう、お土産忘れてた。つまらないものですがお納め下サイ」
「これはご丁寧に。って言うか、不法侵入だろお前!」
「細かいことは気にしない。あんまり神経質だと禿げるヨ」
 細かいとか神経質とかのレベルじゃぁないだろう! との言葉をヘイムダルは必死に飲み込んだ。(共同戦線異常あり 最終話抜粋)


 タイトルが『共同』と言っても、ロキ/ヘムの子育て奮闘記ではなく(笑)。
 そしてタイトルが『共同』となっていても、なにが『共同』だったのかさっぱりわからず(苦笑)。
 その上、男ばっかり出てきて、女の子は↑の子だけと言う潤いのなさ。
 異常だけはありまくりでした。

 明日からは『眠り姫は眠れない』に手をつけます。
 例によって例の如く、細かいところやあらすじさえ未定。どこを切ってもロキかまゆら嬢、の話にしたいです(別行動だろうけど。泣)。
 関係してくる別話は第一話『一番星』と、『良い子の魔探偵』の一文です。
 この話まで入れて『カラテン・一巻』としたいと考えています。
 そして、書きかけでほったらかしていた『男の価値』と『相性』を削除しました。いつかどこかの話のエピソードとして組み込んでおきます。
 暴走はもうしばらく続きそうです(笑)。

たんなる布スキー

 本当は、表紙をクロコGAの藍と深紅にしようと思っていたのですが、スタンプインクを買いに手芸コーナーを覗いたのが運のつき。
 変な布発見してしまって、散々悩んだ結果買ってしまったり(笑)。布は処理が面倒だから紙にしたかったのになぁ。接着芯も断ち切らないと駄目だから手間だなぁ。でもおもしろおかしい布だったので後悔はしていなかったり。と言うかこの布でスカートとかバッグ作ったらイイ感じだろうなぁ(おもしろ変とか言いながら着るつもりなのか・・・)。
 紺色があればモア・ベターだったのですが、薄茶・濃茶・渋い赤しかなかったので、濃い目系二種購入(笑)。
 予定外の購入に、他の副紙材も再検討する羽目になりました。
 いやぁ、でもこの布、変でたのしーです。
 接着芯の在庫もあるので、できるだけ下準備をすすめようと思います(笑)。
 最大の問題は、万万が一再販なんて事態が起きても再販できないこと(ありえないから、ソレ)。

男密度過多

 単話2、8割方書き上げ。

「それで? ますみちゃんはここを喫茶店かなにかと勘違いしているわけじゃぁないんだったら、なんの用? たんに暇だから遊びに来たってのはないでしょ?」
「いいじゃないか。たまには『たんに暇だから遊びに来た』ってコトで。ほ~ら、刑事さんだよ~」
「……これでもちょっとは譲歩して『刑事さんは仕事が忙しいから遊びに来たんじゃないだろな』ってスタンスとってあげたのに、それでイイワケ? 都民の血税泥棒呼ばわりしてもイイ?」
 ぬけぬけと『遊びに来た』と公言した公僕を、ロキは半眼でじっとりと睨む。この不良警部が。
「そんな台詞は納税者になってからいいな」
 ここの茶ぁも菓子も旨いんだからいいだろう。
 との言葉を新山警部に返されたロキは一瞬言葉につまり、目をぱちくりとさせた。なんとも珍しい表情であった。
 そして、恐る恐る、脇に控える主夫兼秘書を見上げる。
「……ボクって自営業者だけど、そう言えば税金って払ってるのかな、ヤミノ君……気になんてしてないけど」
「さぁ、そのあたりなんとも……。公共料金はきちんと払っていますけど」
「お、税金未納者か? 小僧っ子はともかく、眼鏡の兄さん名義では税金納付の義務があるだろう? 税務署に通報するぞ?」
「……仕方ないから、遊びに来てくれた不良警部を歓迎するよ。わ~い刑事さんだぁ、うれしーなぁ。ボク、ケイサツテチョウって見たことないなぁ。いつか見せてよ、ひげ面写真」


『共同戦線異常あり・2』抜粋。
 たかだか四ページの間に、ロキ、闇野さん、フェンリル+えっちゃん。
 そして・・・新山警部。
 まっとうな二次創作サイトではあまりひげ面の中年警部って出さないと思うけれど・・・『共同戦線』の本テーマが新山警部初登場☆だったりするので(笑)。
 そして、もうひとつのテーマが『自営業者だけど税金~』の台詞。
 どうでもいいところに喜びを感じる変な書き手。

びみょーに忙しいなぁ。

 今日は、探偵さんに屋根の上にのぼってもらおうと思っていたのですが、前夜思い立った中編に手をつけ始めました(またか)。れいによって話の細かいところどころか大筋さえも未定(またか)。
『共同戦線異常あり(仮)』のタイトルで、テーマは『ヘム-ロキ共同戦線』・・・無茶だっ。
 しかも、ヘム初登場がオムツ・粉ミルク・ベビーフード両手に山盛り状態ってナニ・・・(変だ。笑)。
 しかもしかも、単話1は書きあがったのですが、約3000文字の間に、ロキ、闇野さん、フェンリル、鳴神君、フレイ、ヘム、と男どもが6人・・・ちょっと辛い(笑)。鳴神君出る予定じゃなかったのに勝手に出てきた(苦笑)。
 さて、これからどうなるのやら。

 おのれ用魔ロキ本作成の為に、消しゴムはんこやるぞー♪
 ・・・・・・どんどんまっとうな同人誌作成から離れていきます(笑)。

 忙しいんですけどねぇ(ため息)。

来週のキーワード!

『Pteron』更新時は、某サーチの宣伝掲示板に投稿することにしています。
 アニメ予告調で、キーワードをつけて(笑)。
 前回つけられなかった第一話から、今後の予告キーワードでも載せておきます。
・第1話『夢見』『デート』『ロスト・サイン』
・第2話『絵画』『急死』『盗難事件』
・第3話『落ち込み』『追跡』『日本の風景』
・第4話『迷路』『攻撃』『探偵失踪』
・第5話『家出』『雨降り』『乙女の決意』
・第6話『水中』『絶望』『嵐の予感』
・第7話『復活』『責任』『プロポーズ?!』
 こんな感じで。
 ちなみに『探偵失踪』と『家出』は別個のキーワード。

 おのれ用魔ロキ本作成分に、手芸店でリボン購入。
 ナミナミリボンなのです。ナミナミ。
 もう、思考が『普通の同人誌をつくる』から随分と外れた気がします(笑)。

ふせーみゃく?

 とーくにある郵便ポストに郵便物を投函しようと、たったか坂をのぼっていたのですが(ちなみに、郵便局自体が自宅のすぐ近くにある。そして午前中に郵便局に行っていたり。笑)、帰りにはひやあせだらだら意識飛びそうになっておりました。ふせーみゃくはまだ治っていないらしい(笑)。
 そう言えば、耳の中のパタパタ羽音も戻ってきた(肩こりが原因で血流が聞こえるのです)。肩こりの自覚ってあまりないんですけどねぇ。

 まだまだ先のくせに表紙とか遊び紙の見積もり出しちゃって、しかもすでに返答頂きました。全紙で何枚とれるのかなぁと思いまして。
 今回はワニワニの和がテーマ(笑)。

 ところで。
 このブログって、来訪者が同じブログ加入者なら足跡が残るのですが、本日何気なくそのリストを覗いてみたら・・・うわぁ一方的にこちらが存じ上げている方が二名も来訪してらしたと言う事実に気がつく。
 接点がないと言えばなくはないのですが、片方はこちらの正体を明かさずに、言葉の使い方を間違えている旨指摘したつながりがひとつ。もう片方は、恐らく昔からの『水砕窮鳥』のお客様。
 遠くの地にお住まいの、わたしの仕事と接点がある方と、高校二年のイロイロ頑張っているお嬢さんです。
 ネット世界って広いようで狭いのだなぁとつくづく思いました。

カーテン生地

『カラテン』が始動してまだ一ヶ月も経っていないのに、一巻の装丁をすでに検討している橘ですこんばんにゃん。
 製本作業は自己満足! 自分の為の一冊が作れればいい。
 を基本にしている上に、斜陽を通り越したジャンル+飛び込み無名であるので、さらっさら通販を大規模に執り行う気はありません。
 でも、発行する頃にはそんなでも欲しいって方が三名くらいいらっしゃるかもしれないとか考えて、五冊は作る気でいます(それでも五冊・・・)。プリンター壊れているから、修繕するか裏技するしかないし・・・。
 ハードカバー本のちょっと簡略バージョンをやりたいのですが、魔ロキと言えば濃い色。絶対に紺か黒を使いたいのですが、今回使う紙材店は種類・大きさ・数量ともにほとんどないし、濃い色はまったくない。
 散々唸った結果、気がつきました。カーテン生地はどうだ?
 でも、カーテン生地にするくらいなら、いつもの紙材屋で断裁・送料出した方が圧倒的に安いし・・・。
 和布では
金襴 華紋唐草無地 ひわ/クリーム
 このシリーズの布に萌え萌え状態です(苦笑)。高いけど。
 とか、考えている時がとっても楽しい、生粋の製本作業好きの近況でした。

レッツゴー! ボウ○ンジャー

 甥っ子たちが来ている時には見ています『ボウケ○ジャー』
 たしか、見たのは、二話と夏に二回と今日で四回目だと思うのですが・・・。
 あの・・・レッドはいつからあんな性格になったのでしょうか・・・。
 面白すぎて今後レッドの怪行動をチェックする為にボ○ケンジャーを見そうな自分がいます(笑)。
 そして、甥っ子が好きらしいシルバーの変身前の姿をはじめて見たのですが・・・なんか若い頃にさんざんやんちゃしてそうなキャラクターだなぁとか思ってみたり(苦笑)。そして、もう年をとって若くないからイロイロわかったふりして正義とか夢とか冒険とかを諭すんだヨ(笑)。

 突然なんですけど。
『カラテン』のシリーズとしてのラストシーンが見えてしまった・・・。
 この段階でですかい・・・いえ、『イノセント』も同じくらいの時にはラストシーン(『海へ・・・』)が見えていましたけど・・・ひっくつ前に別れのシーンなんかみたくないと思った第三話執筆中のあの頃のワタシ・・・(遠い目)。
 うわぁなんか思いっきりロキってガラじゃないラストシーンだな、と魂が抜けそうになりました。
『街全体が人質』って、あそこ東京都ですよね、恐らく・・・誰がやるんだ誰が。規模でかすぎですせめて学校くらいの規模にして下さいとか本気で思う今日この頃 orz
 こうなったら開き直って、日本の運命がロキの双肩に! くらい規模を大きくしてしまえとか考えたりもしましたが、いくら神様と言えどひとひとり幸せにするのにも全力あげて、だと思うのです。守りきれるのは、両手を広げて掴まえていられる存在くらいでしょう? より多く、を望むのは勝手だけど(笑)。

なんだ暇じゃないか

 忙しいと思って多人数構成にしてみれば、案外暇だった連休前の土曜日。
 昨日と振り分けてさえいれば・・・との思考もあとの祭り。

「土曜日の午後にやろうと思っていた書類を金曜午後に必死で仕上げたので、昼休みに本受け取ってからは読書タイムですっ!」
 とか堂々と言い放つ部下、特に何も言わない上司。
 それぞれの部署にひとりずつしか人員がいないと言うのはこう言う時便利です。自分ペースで差配できるので。そのかわり、差配ミスをしても全部自分で尻拭いとのデメリットもあり。
 そんなわけで昼休みから延々読書タイムです。
 目次に目を通して『初っ端からかっとんでるなー』との印象。
 そして『登場人物表』なるページで、思わず、珍しくいれた珈琲をぶちまけそうになるほど内心で笑いました。
 あれ、個人的にはナイスツボでした(笑)。
 内容は・・・第一部の時点では、女登場人物視点が多いのがどうもしっくりこなくて、まだジリジリしています。
 藤原看護師の出番が多くて、妙に嬉しいです(笑)。
 第二部が楽しみ♪

なんだ忙しいじゃないか。

 ・・・仕事忙しいです。
 昼休みに本屋に行ってうっきうきで
ナイチンゲールの沈黙
 を探すものの見つからない。
 聞いてみると『明日五冊入りますー』・・・って、発売日は今日なんですけど・・・ orz
 何の為に貴重な昼休み潰して行ったと思っているのだろうか。
 とりあえず1冊お取り置きお願いしてきました。

 素でたらしっぽいことをしてもらいたい。
 との思惑から書き始めたクリスマス話が・・・どんどん暗い方暗い方へと流されて・・・なんかベツモノにかわりそうな気がしてきました。
 なんの考えももたずにつけた『ジングル・ベルは聞こえない』のタイトルに引きずられています・・・結構そう言うのも多いです・・・。
 それにしても、原作風味シリアス中編→トイレ話が1/3をしめる脳天つき抜け状態のコメディ→ドがつくシリアスとアップダウンが激しい駄文を書いている自分の頭の中身がちょっと信じられなくなってきました(まさしく暴走)。
 結構、メールとかでサイトでうちの話を書いてくださっている方の文を拝見していると『頭の中がどうなっているのか』とか『どう言うつくりしているのか』とかの文章を見ることが多いのですけど・・・おのれ自身もよくわかっていないので他者から見るともっと不思議なんでしょうね・・・(遠い目)。
 ちなみに、それ系統の一文は、覚えているだけでしっかりと四名ほどいらっしゃいました・・・ハハハ。

 とりあず、睡眠障害が再び出てきましたので、はやめに寝ます(寝ろ)。

ピンクリボンは乳がん早期発見啓発活動です

 めぞぴあの様より、ピンクリボンな写真の御依頼を頂きましたので撮ってみました。
 と言っても、写メなので画像が粗いです。
 そして、おやつを目の前にして興奮しているのだろう鳴翔は耳をぱたぱたしているのでリボンにしてくれません。集中すると耳を後にぺったりするんですよね・・・。
200610051405000.jpg

 ↑かろうじて少しだけリボン。

200610051404000.jpg

 ↑リボン解除(笑)。
 本当はもっと『わ、リボン! まっピンク!』って感じですが、カメラや携帯電話を向けると警戒するのでやってくれない・・・おやつで釣っても中途半端なのです。


 ジャンルによって駄文の書き方って結構違います。
 センチヒは、とにかく『はじめからおわりまでひとつずつ書く』形式。
 トッペンは、駄文をパズルのピースのように少しずつ組み立てていく形式(トッペンなら、最後のシーンから最初のシーンへと逆行してでも書ける。そんな書き方をしているもので、真ん中のシーンだけかけずに二年ほったらかし、とかが発生したりした。笑)。
 魔ロキに関しては、なぜか『駄文途中でほったらかしにして他の書いてても最後には全部書き上げる自信』があります。
 そんなわけでして、『危機~』と『男の価値』と『相性』と『良い子の魔探偵』は途中でほったらかしにしています(え)。
 今はなぜか季節ものカキカキ中。

「こんなにさっむい日は、闇野さんの紅茶が三割り増しでおいしいよね」
 なんて後ろからかけられたうっきうきとしたまゆらの声に、ロキは振り返りもせず
「残念でした。今はヤミノ君はおでかけ。よって、紅茶はおろか、部屋はひえひえだよ。それでも入る?」
 ロキは、まゆらに見えるように肩の上でポケットから取り出したアンティーク細工の鍵をふりふりとしてから、玄関扉の鍵穴に鍵を入れた。
 まゆらは、大きな屋敷、広い部屋であるだけにひえひえの度合いもひどいのだろうと逡巡していたが――かちり、と冷たい音が聞こえてしまうともう駄目だ。まゆらに選択権などあるはずがない。
「……入る。だって寒そうだもの」
「はぁ? ひえひえだって言ったげたのに、ナニソレ」
「いいのっ。闇野さんのかわりに、今日はわたしが紅茶をいれたげる。ロキ君は暖房、お願いね」
「お願いねって言われても……」
 ぱたぱたとキッチンへと走るまゆらの後ろ姿を見送りながら、ロキはちょっとばかり途方に暮れた。
 自分の家であるくせに、ハイテク関係さっぱりなロキは、闇野がひそかに設置したセントラルヒーティングの作動方法を理解するどころか、その努力をあっさりと放棄していたのだ。
「……とりあえず、主電源だけ入れればいいんだよ……ね?」
 ロキは、そこにはいない闇野に確認するように、心細げな声で独り言を呟く。
「爆発……とかはしないだろうけど……」
 なんとも不安な台詞が続くが、幸いにもそんな弱気を聞く者はそこにはいなかった。


『ジングル・ベルは聞こえない』抜粋。
 12月です。クリスマスです。『部屋寒いから入るな』との牽制が実は『暖房つけるの自信ないから』の屋敷の主です。この後挽回できるのかそれともそのまんまなのかは明日の展開次第に。
 でもって、魔ロキがあんなにもばらっばらな小話なのに『シリーズ』と銘打っている理由がこのあたりにでも出てくる予定。
『Pteron』で出てきた『アレ』が『ココ』にも出てきたり、あの話の『ソレ』が『ソコ』に出たり、と言う、書き手の自己満足伏線をたくさん張る為に『シリーズ』と銘打っております。
『水砕窮鳥』では実は結構やっております。『イノセント』の『第三話 Fleurir』と『第七話 星の名前』で残した一文が、真正エンディング『海へ・・・』に繋がるなんてどなたか気がついたでしょうか? こんな系統の自己満足伏線張るの大好きです(笑)。

 って言っても、駄文を書き始めるのは簡単だけど、書き続けるのは難しく、終わらせるのはもっと難しい。
 今回の書き方って、つまるところ自分の欲求に忠実、快楽主義者ってことですね?
 これ以上書きかけを増やさず、一通り書きあげてから次のに手を出そうと思います。
 とか言いつつ新年ネタとかもかんがえていたり・・・。
 五ヶ月ブランクがあったので、どうにも暴走しているようです(笑)。

こんな置物あるよね

 鳴翔さんひさびさの散髪日。
 年も年だし、季節も季節だし、体全体の毛は整える程度で、足回りはもつれがひどいからすっきり、耳も飾り毛なしでスッキリしてください。
 と注文出したら、頭だけ小さい、全身大きなもこもこのヨーキーができあがりました。
 なんかホームセンターで異様に頭部が小さくデフォルメされた置物あったなと思い出しました・・・キモチワルイです(え)。
 毛が伸びてくると根元から倒れてしまう耳が完全復活し、内側のピンク色が全開。まるでピンク色のリボンをつけているようです・・・似合わないです(え?)。
 鬼飼い主です。

基本ロキまゆで目指せオールキャラです

「ロキ、オレに降りかかった難事件はあそこに潜んでいる。それはそれは難しい怪事件だ。もう一週間も悩まされ続けている」
「へぇ? 一週間もかかって解決できないって、ゴキブリでも繁殖してるの? それでもキミ、神様?」
 なぁぁぁぁんか嫌な予感がする。
 その小部屋から無意識に後ずさりながらロキは口を引きつらせていた。
 と言っても、狭い部屋な上に、男の一人暮らしの見本みたいな部屋であるので、後退と言っても逃げ場は少なかった。
「その怪事件とはなぁぁんっと! 便器の排水溝が何度も詰まるって怪事件なのだぁ!!」
 ババーン! との、どこからかの効果音までつけられて開放された扉の向こう側は、紛れもない洋式トイレの小部屋。便器の上に貯水タンクが乗っている、なんの変哲もないトイレだ。
「ふざけるなぁぁっ! トイレの詰まりくらい自分で直せぇぇぇっ!」
「いや、だから詰まりなんざ自力で直すけど、これが毎日毎日なんだ。それに、詰まり以前に水量もおかしいし……」
 鳴神少年に似合わないピンクの花柄の壁紙が嫌過ぎる。誰だこのアパートの壁紙をセレクトしたヤツは。(『良い子の魔探偵』抜粋)


**********************

『カラテン』は基本ロキまゆらぶらぶで、目指せオールキャラのサイトです。
 最近、努力する方向性がとっても間違っている気がします。

 オールキャラと言っても、書き手のキャパシティが狭いので、ノルン三姉妹とウトとスピカと大神は問答無用で『オールキャラ』の範疇から除外してあります。でも、ヴェル嬢だけはいつか召還したいです。ヘル嬢はいつかパパと一緒に長めの一話を書きたいなぁ、とか。
 ・・・オールキャラを目指しています(矛盾)。残りヘムとまゆらパパでコンプリなんですけど、多分ヘムまゆがオッケーな気がしますので、ヘムの扱いはそっち方面で(・・・え)。


 ・・・・・・・・『カラテン』検索で探し当てて下さった某様。
 あの、検索はどのワードででてきたのでせう?
 こちら、まったく予想つかないです・・・。
『カラテン』と『水砕窮鳥』の名前同時にかけても『カラテン』の略称は向こうで使っていないので出てくるはずがない・・・。
 小話タイトル複数入れても膨大過ぎてわからないはず・・・。
 完敗です。

 ↓

 あ、わかった。盲点。
 いえ、たしかにここ一箇所だけ出入り口つくってありますけど、このワードで検索するなんて逆に思いつかないだろうとか思ってたので・・・。

タイトルからしてすでに変。

「まゆらおねぇさまっ」
「レイヤちゃんっ」
 なにもないのに感極まったように手を取り合い、名前を呼び合っては顔を寄せてうるうるしあっているところなどは、誰がどう考えても恐ろしく変。
「いいねぇ。女の子が仲良くしている光景は……」
 変だ変だ恐ろしく変だと思いながらも、定位置から眺めるその光景は、この世の春、眼福、の言葉が相応しい。
 うらうらとした午前の光も薫り高い紅茶もクッキーも揃っているとなれば、まさしく至福。これ以上は望むべくもない、平和な光景。
「特にロキ様にとっては、好ましく思っている女性方が仲睦まじくされているのですから格別でしょうねぇ」
 闇野のなんともさらりとした言葉に、ロキは思わず紅茶のカップをひっくり返しそうになった。
「あのねぇ、ヤミノ君。言うにこと欠いてそんなこと……いや、完敗だよ」
「なにせ、父上の息子ですからね」
「…………そだね」
 いつもと変わりない穏やかな笑みのまま、なんだかさらりさらりと言ってくれるじゃないか。そんな闇野もなんだか変であった。


********************


 陣取りゲーム&システム最終形態発動中にも関わらず、カラテン第十話書き始めていたり。
 変な話です。妙な話です。なにせ、どこにも入れられないような端数シーンを幾つかつなげてみたらあらお話になったじゃない♪ なんて作り方をしたお話なので。
 タイトルが『良い子の魔探偵』なところからしてすでに変ですが、これを、原作風味のシリアス事件簿の次にもって来るところなど自分の感性を疑います。
 現時点で百文字に1回の割り合で『変』の文字が入っているくらいに『変』
 きちんと事件・推理モノも入るけれど、これから変度合いが増す予定なので、最終的に『変』の文字は何回使うことになるのかちょっと楽しみ(楽しみ??)。
 でもって、この駄文を掲載する時期っていつだろうと考えるとどう考えても
「二月中旬頃でしょ」
 との予想しかたたないのですがそれってどうなんだろう。
 もう少し書き溜めたら更新スピードあげようかとか考えていますけどそれも変な思考方向だとつくづく思います。更地閉鎖の衝動はまだどこかに残ってるんですよ正直言って。
 でも、コメディを考えられるようになってきたという事は、精神的にも落ち着いてきた証拠だなぁと他人事のように思う今日この頃。

洗える子達とお付き合いしたい

 某様のお話本化うはうは企画が終了した今現在にふと気がついたのですが・・・。
 今回の表紙に使用したのが正絹ではなくて洗えるポリエステルとか綿だった場合、一番厄介な採寸・裁断作業ってもっと効率化できたのではないでしょうか。
 洗濯して糊付けしてしまって、かちかちの一枚板状態にして、ぴんと皺伸ばして採寸、そして裁断。そのあと洗濯ネットに入れて洗濯して乾したら、綺麗に一枚分取れる気がする。
 ・・・って考えても、胡蝶柄正絹が手元にあったので正絹使った事実は変わらないのですけど。お話のタイトル通りばっちりの正絹が眠っていた箪笥の引き出しが宝箱に見えたものです(苦笑)。
 って、よくよく今回の布の柄を見直してみれば、植物モチーフは『萩』と強固に言ってもおかしくないし、蘇芳には薄いけれど赤い色。つくづくとイメージに近いセレクトだったのではないかと今頃きがつきました。

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